4月5日(月)
月曜が仕事休みの夫に、茨城県の病院まで連れて行ってもらった。朝4:45に出発し、休憩を取りながら着いたのは8:30。
手術後脚長差が発覚し、骨がくっ付く前に再手術はできないものかと、入院中に調べたリストの中にあった病院だ。ここも紹介状がなくとも初診で一流の先生に診て頂ける。何より、K病院に入院中に、受診が可能かを問い合わせた電話に出た方々が、ことごとく親切だった。
本当は先週月曜日の退院後その足でここへ来たかったのだが、何せ茨城は遠いので、K病院を9時に出たとしても間に合わない可能性があったので今週に延ばした。
しかし夫にもそうそう付き合ってもらう訳にもいかないので、受診はこれが最初で最後になるかもしれない。だから、セカンドオピニオン料金発生しても構わないから、聞けるだけのことは聞きたいという気持ちで受診を待った。
診察の前に体重計で体脂肪率を測られた。
ここではそういう検査を皆に行うようだ。
体脂肪率20.5% 体重42kg
これを骨格筋率に計算し直すと、
体重✖︎体脂肪率=42✖︎0.205=8.61=体脂肪量
体重➖体脂肪量=42➖8.61=33.39= 除脂肪体重
除脂肪体重 ➗2=33.39÷2=16.695kg=骨格筋量
骨格筋率=骨格筋量÷体重=16.695÷42=0.398
私の骨格筋率は約40%とわかった。
これがどの程度の数字なのか。
ということらしいので、筋肉量は全体として低くはないことがわかった。ずっと寝ていた約1ヶ月で筋肉量の低下を心配していたが、フレイルでない事がわかって少し安心した。もちろん、左脚の筋肉は弱っていると思うのだ。
ここでも、診察は丁寧に行われた。
何と言っても、医師自ら、私の脚長を寝た状態でメジャーで測ってくれたのだ。二通りの方法で測り、1.5〜2cmの脚長差が確かめられた。屈曲角度や膝の位置の違いも調べていらした。
また、この先生は、脚長差のある場合、5mmずつの板を重ねていって同じ骨盤の高さになるまで補高するブロックテストをして、インソールの高さを決めると言う。インソールは脚長差と同じ高さがよいという。
補高はしない・機能的脚長差には無関心・解剖学的脚長差はCTの計測のみを重視するK病院執刀医とは真逆の対応だった。
この先生は脚長を揃えるためにインプラントとオフセットの最適化を重要視するとインタビュー記事で話されていたので、そこをできるだけ聞いてみて、新たにわかったこともあった。
しかし
「天下のK病院の手術をこの田舎の病院で再手術する訳にはいかないでしょ。ここにはナビゲーションもないんだし。もっとK病院の先生と話し合って考えてもらいなさい。あなたがこんな所まで心配して来たという事を、K病院先生にお手紙書いてあげますから。」というスタンスでいらした。
お手紙は有り難く辞退して、丁寧に診てくださったお礼を言って病院を後にした。