お前のせいで鬱(うつ)になったんだよ!

といいたい時がある。


いえない。


逆に言われる。


俺のせいで、鬱になったいうのか!!

おまえ、まだ鬱とかいっているのか?

甘えているんじゃないよ!


病院に行こうものなのなら、上のような嫌みを言われる。



他人を鬱にするような人は、
自分のせいで鬱(うつ)になったなんて
言われたくない。


から、全力で鬱(うつ)を否定してくる。


それが会社の上司なら、病院に行く時間すら作れない。

鬱(うつ)に限らず、精神疾患になるような人の環境は
周囲がそういう人多いと思う。


お前のせいで鬱(うつ)になったんだよ!



と言えずに、


おまえ、まだ鬱とかいっているのか?

俺のせいで、鬱になったいうのか!!


世の中の人で苦しんでない人なんていない

みんな、頑張っているんだ。

それがなんだ、お前だけ苦しいようなそぶりをしやがって!!


ガーガーガー


鬱(うつ)の治療に集中できる環境を作りたい!!




鬱(うつ)で苦しい時に、
泣きっ面にハチというか、
本当に追い討ちをかけるように苦しめる人がいる。


というか、鬱(うつ)で悩んでいる、苦しんでいるということは
100%そういう人間関係に、追いつめられていると思う。


鬱(うつ)の時は、そういう人と戦う気力がない。
だから、無視をする。
関わりを減らしていくのがベスト思う。

本当にヤバいくらい追いつめて苦しめる人であれば、
僕は、心の中で絶交をしても良いと思う。


それが、配偶者であれ、
友達であれ、
親、兄弟であれです。


鬱(うつ)の苦しさの時に、追い打ちをかけて苦しめる。
その苦しさは尋常ではない。
相手が無頓着で知識がないのであれば仕方がないけど、
悪意(意識して)を持って追いつめた人は絶対に許せない。

大の大人が、幼女を虐待するくらい
鬱(うつ)の人は弱っている。


あなたの為に思ってやったといいながら
針のむしろにされる事も多々ある。


それを許す事はできるだろうか。
僕は、経験上できない。

兄弟にそれをされて、その後何年も許せなかった。


あの時、苦しかったという話をした事があるのだけど、
その時、兄弟はお前を苦しめようと思ったといわれた事がある。
その時に僕は激昂してしまった。

相手も相手の家族を全員殺して、
自分も死んでやろうというくらい、
怒りが沸き起こった。


僕の兄弟は人でなしだと、
僕は思って半分縁を切った。


元気になった後で、その後の人間関係の構築を
どのようにするかはその人本人に考え方次第だけど

鬱(うつ)で苦しんでいる時に、追い討ちをかけた人を
僕は容易に許せる気持ちになれない。


だから、元気になったら職場を変えるし、
家庭が問題なら、兄弟であれ縁を切るし、
配偶者なら離婚をするかもしれない。



こういっているけど、僕は仏教などの教えを信じる人間だ。
だから、最終的には道を踏み外さない。
けれども、
けれども、そうはいっても、
あの苦しさ、あの屈辱を許せない。。。


それくらいの怨みと怒りが湧いてくる経験がするし、
元気になったあとも、その怨みと怒りが容易に消えなかった。
それを消すには長い時間が必要だったし、人間関係や距離も変えた。


そんな優しい、寛容な人ばかりではないですよ。
お前のいう事は甘えだ。

そういう気持ちを持つ事で、批判が多い。

しかし、言いたい。

鬱(うつ)に必要なのは、寛容と慈愛、愛情と敬意だ。


突き放す冷たさや非情さは
吹雪の中で裸でいるように、突き刺さる。


あの怨みや怒りは忘れてても、
あの辛さは忘れられない・・・

鬱(うつ)になると、ちょっとした優しさに感動する。

そして、ちょっとした優しくなさに心傷つく。



他人の優しさを期待して!

だからお前はダメなんだ!

自分の身を守る事ばかり!お前はクソだな!



申し訳ないけど、鬱(うつ)になると、
他人の優しさに敏感になる。


そして嬉しいし、悲しい。


鬱(うつ)の時、
一番嬉しいのは愛する人の寛容であり、
一案悲しいので愛する人の冷たさである。


そして、鬱(うつ)の人の周囲は、
疲れて、嫌気がさして、どうやって接してい良いのか分からなくて
そもそも不理解で、ずるいと思っていて、
冷たく扱う人も多いと思う。


鬱(うつ)になると、
鬱(うつ)を理解してくれる味方が欲しくなる。


しかし、職場で鬱(うつ)になった人なら、職場で
家庭で鬱(うつ)になった人は、家庭で
愛情と敬意、感謝の気持ちがない環境である事が多いと思う。


だから、そういう環境から
逃げ出すのが一番良いと思う。


理解してくれない人を、理解させるように持っていく方法こそが
鬱(うつ)を治療する最大の方法だと思う。




鬱(うつ)にかかってみると、
言葉では説明できない事が多すぎる。


一番、面倒くさいのは、
自己啓発マニアの元気になるノウハウ。

そんなの知っているわ!
でも苦しいんだよ。

申し訳ないけど、そんな本は調子が良い時に調子に乗る為の本だ!
元気じゃない時に、元気を出す為には、
そういう本の内容も大事だけど、口で言う程簡単じゃない。
最低でも、自分に当てはめても、苦しんでいる人に
啓発本の中身を押し付けるのは、啓発本の内容を理解していない。

でもたくさんいる。
自己啓発本マニアで、成功哲学マニア。
そして自責論を相手に押し付けて、
自分自身は他責の人。


鬱(うつ)になると、そういう人の言動に
気になる。


鬱(うつ)になるような状況を作ったあなたも悪い!

あらゆる事が自分の責任であるという、自責論者。

分かっているよ。
でもね。

あなたも本当の意味で鬱(うつ)になれば、
すべてが自責では解決が出来ない事にも気がつくはずだ。


自分の良い行い、良い言葉、良い振る舞いが自分に帰ってくる事は知っている。
それでもなお、人には言えないような地獄のような環境がある。

そういう環境で、本当に、
人に優しくできるのか。
人に気を配れるのか。


お金に困っているなら、死ぬ気で働け!
分かっているわ!
でも働けないんだよ!
違う、働いても、まったくパフォーマンスが上がらないんだよ。


鬱(うつ)への不理解の人は、
強い自分を想定して、話している。
自分なら正しい行動ができるというのは過ちだよ。

足を骨折している状況で、富士山を登れるか。
登れる人はいないだろう。


鬱(うつ)への不理解が、鬱(うつ)を苦しめる。


世の中の70%が鬱(うつ)に理解を示す人はいないと思う。


鬱(うつ)に名医はいるのか。

僕は今通っている先生は、気に入っている。

自分を理解してくるから。

そして無理がない。


しかし、世の多くの精神科や心療内科は患者を食い物にする一面はあると思う。


薬漬けにするし、
カウンセリング漬けにする。


鬱(うつ)は、その人の人生の難題と大きく関わっていて
それを本人も周囲も解決できないから
苦しんでいることを理解してくれる人が名医だ。


ただ、実は精神科や心療内科は、、実際個々人の人生にまで
深く入り込んでこない。
医者では鬱は治せない。


鬱(うつ)を根本から治す為には
愛情と敬意が必要だと思う。

特に敬意だ。
鬱(うつ)患者等は敬意を受ける事に飢えている。
鬱(うつ)には、ものを頼めというけれど、必要とされたいからなんだ。
だから、何もしなくても敬意を受けられるようなグループがあれば、
治療早い。


僕は、自分の鬱(うつ)が完治したら、
リスペクト(敬意)による相互補助しあうような
NPOのようなものをつくれないか考えている。


敬意が、最大の薬。

侮辱と人格否定からいかに避難するのか鬱(うつ)の最重要課題です。