夜、トイレに起きて、
寒い状態で戻って来て
また布団に入った瞬間の、
あの、
「あったか～い」
って感じ、いいよね。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
最近、
カウンセリングなどで
次のような質問をよく頂きます。
＝＝＝＝＝＝＝
私は「被害者体質」なのですが、
私が「被害者体質」のまま、子育てをしたら、
我が子も、「被害者体質」（あるいはモラハラ体質）に育ってしまうのでしょうか？
まず先に、「被害者体質」を改善してから、子育てをするべきなのでしょうか？
＝＝＝＝＝＝＝
結論から言うと、
被害者体質の親が育てたからって
必ずしもその体質が
連鎖するわけではありません。
実際に私自身、
自分の臨床の現場で、
上手く子育てをしている
「被害者体質」の親
には
しょっちゅう出会います。
ただし、
そういう親っていうのは、
往々にして
上手くいってるにもかかわらず、
非常に心配そうに、
上記のような質問をします。
自分が
「被害者体質」であると
自覚しており、
その生きづらさも感じているために、
子供に対して
上手くできているのか自信が無いし、
自分の体質を
伝染させてしまうのではないかと
心配をするようです。
確かに、
世の中には、
子供が
「被害者体質」になりそうな
子育てをして、
その体質を連鎖させる
「被害者体質」の親
っていうのも普通にいるし、
実際、
そういう
育て方の問題による
生きづらさの世代間の連鎖
もよく起こることです。
じゃあ、
そんなふうに、
我が子を
「被害者体質」に
育ててしまう
「被害者体質」親
と
そうでない
「被害者体質」親
では、
何が違うのでしょうか。
それは、
簡単な話で、
＝＝＝＝＝＝＝
自分の
「被害者体質」を
「動作」
に出すか出さないか
＝＝＝＝＝＝＝
です。
考えてみてください。
親が持つ
「被害者体質」
っていうのが、
育てる過程で
子供に連鎖するとしたら、
それは、
その親がする「動作」
によって、
子供に連鎖するわけですね。
別に、
母親の「頭の中」
にある被害者体質が、
育てる過程で
子供の「頭に中」に
飛んでいくわけではありません。
「被害者体質」
というのは、
母親の「動作」
を介して、
子供の「頭の中」
に構成されます。
だから、
いくら母親が
「被害者体質」であっても、
自分の「頭の中」の
被害者体質を、
「動作」
に出さなければ、
育て方による
生きづらさの連鎖
は起こりません。
で、
冒頭で言った、
ちゃんと育ててる
被害者体質の親は
たくさんいるよ
っていう、
その親っていうのはそういうことです。
要するに、
自分の「頭の中」
にある被害者体質を
自分の「動作」
として出さず、
代わりに、
意識しながら、
「耕し子育て」
という「動作」をしてるから、
その親本人は
被害者体質であっても、
当然、その子には
それが伝染しないわけです。
どんなふうに「連鎖」は止まるのか
要するに、
育て方による
被害者体質の
世代間の連鎖
は、
次のようになるってこと。
ひいお婆ちゃんの「頭の中」⇒被害者体質
↓
ひいお婆ちゃんの「子育て動作」⇒被害者体質
↓
お婆ちゃんの「頭の中」⇒被害者体質
↓
お婆ちゃんの「子育て動作」⇒被害者体質
↓
お母さんの「頭の中」⇒被害者体質
↓
お母さんの「子育て動作」⇒被害者体質
↓
あなたの「頭の中」⇒被害者体質
↓
あなたの「子育て動作」⇒心の耕し
↓
我が子の「頭の中」⇒耕された心
↓
我が子の「子育て動作」⇒心の耕し
↓
孫の「頭の中」⇒耕された心
↓
孫の「子育て動作」⇒心の耕し
↓
こういう感じ。
※「心を耕す」とは
これによって、
世代間で
代々続いてきた
頭の中の地獄
（被害者体質を初めとする、育ちによるつらさ）
は
あなたの代で止まり、
それ以降
心が耕される連鎖が
始まっていくわけです。
で、
今回私が言ってるのは、
この、
あなたの「頭の中」⇒被害者体質
↓
あなたの「子育て動作」⇒心の耕し
↓
っていうのができている
被害者体質の親って、
実はたくさんいるよ。
ってこと。
ただ、
そういう人でも、
自分の「頭の中」は
被害者体質だから、
上手くできてたとしても
心配になってるだけで。
つまり、
あなたの被害者体質
というのは
あなたの「頭の中」が地獄
なだけであって、
それがそのまま
あなたの「動作」も地獄
というわけではないわけです。
だからこそ、
Ｊｏｅメソッドでは
いつも
＝＝＝＝＝＝＝
自分の「動作」に
注目すること
＝＝＝＝＝＝＝
を勧めているわけです。
そして常に、
その相手と状況に合わせた
その細かい動作を
提案しています。
しかも、
どういう対処であれ、
そんなに難しい動きじゃない。
※子育ての動作の基本はこちら↓
で、
そうやった上で、
それでとりあえず、
いくらかでも
子育てにおいて
好ましい結果が出始めたら、
その達成感と
子供との関係によって、
ちょっとずつ、
あなた自身の
「頭の中」の地獄の土も
耕されていくのです。
世の中には
いろんなやり方がありますが、
Ｊｏｅメソッドを
実践する場合は、
必ず、
自分の動作
を振り返ってください。
そうすると、
「意外と自分は
上手くやっているじゃないか！」
と自信が湧く場合もあるし、
そうでなければ
それはそれで、
「この動作をこうすればいいんだな」
という、
改善点が見えてきて、
望む結果が出る動作が
できるようになってきます。
以上、
被害者体質で
子育てをしている人は
参考にしてね。
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