悩んだ時は、
無心で、
自分の「動き」に集中すると
突破口が開けるよ。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
前回までの記事で書いている、
忙しい母親のための
コスパの良い子育て法、
子供に対する
「遠くから優しさを飛ばす」戦略
のやり方について
解説します。
※この時点で
何を言ってるか分からない人は、
まずは昨日の記事を読んでください。
こちら↓
まず、この、
子供に対して
遠くから優しさを飛ばす
っていうのが何かですが、
簡単に言うと、
子供との
「３秒コミュニケーション」
のことだと思ってください。
会話の流れによっては、
最大10秒くらいまで
やりとりが延びることはあるけど、
少なくとも
子供に投げかける時は、
3秒くらいのつもりでやる。
（そうじゃないと気軽にできない）
で、
それを日常的に、
しょっちゅう連発するってことです。
【目的】
子供に対して、
「私はいつもあなたを気に掛けてるよ」
というサインを暗に送ること。
【基本ルール】
①家事をしながらやる
家事を中断しない
②ほぼ頭を使わない
中身のある事を言わなくていい
③必ず、子供にとって
「肯定的」「好意的」な
アクションであること。
「否定的」「教育的」な発言は不要。
プレッシャーを与える発言も不要。
シンプルに「ノリ重視」で。
※教育自体が不要なのでは無くて、それはこの戦略とは別、ってこと。
④子供が複数人の場合は、
一人一人、個別にすること。
子供をひとまとめにすると
効果は激減します。
【やり方のバリエーション】
①アイコンタクト
子供と目が合った時、
・微笑む
・手を振る
・変顔
など。
②スキンシップ
子供と通りすがる時、
子供の近くを通る時、
・頭をクシュクシュ
・肩に手を置く
・たまにふざけて鼻をつまむ
など。
③声掛け
ノリよく話しかけ、
少し話したら、
またすぐ家事に戻る。
（そもそも家事をしながら（歩き回りながら）やることなので、すぐ切り上げても、子供はガッカリしない）
（6歳以上になると、母親がギャグセンスを上げた方が面白い）
これらのバリエーションは全て、
子供の年齢に合わせて
やり方を変えていきます。
【対象年齢】
4歳ごろから徐々に。
5歳くらいから
だんだんとノリが良くなって、
ふざけたやりとりが
可能になってきます。
逆に
3歳以前（特に2歳まで）は、
人格の基礎工事中ですので、
この「遠くから」戦略は避け、
むしろ、もっと近くで
べったり子育ての方が好ましい。
2歳まではむしろ、
子供から
「母親は自分の一部だ」
と思われてもいいくらいです。
詳しくはこちら↓
【具体例】
具体的なやり方は、
こちらの記事に書いていますが↓
別の
シンプルな例を挙げると、
たとえば、
子供が
「いってきまーす」
あなたが
「いってらっしゃーい」
って言って、
子供が玄関を出ますね。
ここまでは普通です。
でもここで
ちょっと付け足してみます。
キッチンの窓を開けて、
玄関前の息子を呼び留めます。
母親
「ユウター！（仮名）」
ユウタ
「なにー？」
母親
「がんばってね」
ユウタ
「うん。がんばるー」
ユウタ出かける。
あなた窓を閉める。
これだけ。
たったこれだけ。
親からすると、
なんてことない、
単に
窓を開けて
「がんばってね」
と言って窓を閉める、
という簡単な動きを
気分次第で
プラスしただけなので、
別に手間もかからないし、
頭も使わないし、
大変な作業でもありません。
ところが、
子供からすると、
こういう
母親からの何気ない
「主体的」な動きによって、
自分が母親から
興味を持たれてる実感と
ちゃんと見守られてる安心感が、
大幅にアップします。
つまりそれが、
「自分は価値ある人間だ」
という感覚に代わっていくし、
親子の関係も
ギスギスしなくなります。
皆さんも、
もし自分が子供の立場だったら
どう感じるかを、
リアルに想像してみてください。
つまり、
そういう意味で、
この
「遠くから優しさを飛ばす」戦術
ってのは、
母親にとって
作業対効果がよく、
忙しい母親にとって
かなり理想的な戦略だと思います。
この戦略は
あくまでも、
子供の「心の耕し」の
一貫になりますので、
それが
「植え付け」のための声掛け
にならないよう、
こちらの記事↓
の基準に沿って、
感覚の違いを意識しながら、
「ノリ重視」
でコスパよく、
子供の心を耕していきましょう。
やってみて。
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