買いためてたカイロが
使いきれない。。。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
ブログの記事に
コメントをいただきました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
そもそもモラルって、
人間が作り出したものですよね。
一般常識とか、
会社で言えば接遇マナーとか、
人間対人間が、
暮らしの中でマナーを守ることで、
心地よく暮らしていけるだろう的な、
叩き台を作ったのがモラルですよね。
（交通ルールとかも）
また、
モラル（常識）というものは、
人間の道徳的、道徳心から作り出したもの。
また人間も人それぞれ、
自分の中に持っている常識とか
道徳心とかは違うわけで…。
モラルというものは、
形に見えない人の概念であって、
また「これが正解！」という
数学みたいな答えがあるわけでもなく、
人の感情に左右される曖昧なもの。
「曖昧＝不安」だから、
自分のモラルが正しいんだ！
と思い込む、
信じるようにしている…のかな？
と思いました。
姪っ子の卒業論文、
「人とモラルについて」とか、
書いてくれないかな？(^^;
モラルって形が無いものだから、
例えば「ありがとうの気持ち」を形にする、
というのもありますよね。
その「ありがとう」の形も
人それぞれなわけで、
目に見えない感謝というものを
（言葉、感情、心）をモノで表した形。
それを人間社会の世間では
「マナー」とか「常識」とか、
また違う部分では
「しなければならない」という
半強制的なものになったり。
人間は感情の生き物だから、
暮らしの中で、生きて行く中で、
人同士が争いなく、
また円滑にスムーズに物事が
進んでいくようにしたのが、
モラルとかルールだと思ったら、
私は私の思うモラルがあって、
時によっては変化もするし、
時代や状況によっても変わるし、
唯一絶対に変わらない信条ではない。
（その日の気分で変わることもありますし）
形のないモラルだから、
『自分が無い』
『枠から外れたら排除される』
『世界は敵だらけ』
『自分は悪くない』
と、
恐怖と不安に囚われてるから、
自分のモラルが絶対だ！と、
信じたいのかも。
許さない！認めない！と、
他を排除しようとしたり、
強制、押し付けをしようとするから、
争いが起こるわけで…。
逆を言えば、従わないと、
世間という他人のモラルで
作った自分が壊れるから、
怖いんでしょうね。
自分が信じてるモラルって、
結局何だろう？と、誰もが疑わない。
モラルって形が無いから、
世間に合わせて、じゃなくて、
その時その時によって、
自分流に変えていけばいいですよね。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
概ねそういうことだと思います。
ただ、
ちょっと付け足したかったので、
以下、
この「モラル」に関して、
私が思うことを書いていきますね。
当然ですが、
「モラルハラスメント」
というのは、
「モラル」に
ものすごく関連しますので、
これを読んでる
他の皆さんも、
モラルの概念については
考え方を変えてみましょう。
そうすると、
楽になるから。
まず、
私も、
コメ主さんの言われる通り、
モラルというのは
この世に
自然に存在するものでは無くて、
人間が、人間の為に
人工的に作り出した発明品だと思います。
そして、
厳密に言うと、
「モラル」というモノには
実態がありません。
モラルというのは、
私たち、
人間の大半が結託して、
「存在することにしよう」
と決めたから、
現在、
存在することになってるだけであって、
それは、
「人権」とか「国境」と同じで、
物理的には無いけど、
みんなが「ある」と思ってるから、
あることになってるようなものです。
だから、
モラルは安定することが無く、
地域や時代によっても
当然に違いがあって、
たとえば、
日本のモラル感覚のまま
外国に行くと、
「お前はモラルが無い」
と言われたりします。
じゃあ、
なぜ人間は、そもそも、
「モラル」
というものを
「ある」ことにしてるかというと、
大勢の人間が
協力して生きるためです。
今の時代、
世の中の人間がこんなにも
お互いの存在を認め合って
協力して生きていけてるのは、
「モラル」による精神的結束力に
よるところが
とても大きいといえるでしょう。
つまり、
「モラル」というものは、
「人と人との共通認識」
の一種であり、
厳密に言うと、
本来、それは、
各個人がそれぞれに
持っているものでは無くて、
ある程度の人数の集団が、
その「集団としての安定」の為に
それぞれ個人の
エゴや個性を犠牲にして、
信じることにした
共通した精神的態度が
今、世の中で
一般的に言われてる意味の
モラルです。
ただし、
その「モラル」というのは、
「ルール」の様な
それを破った時の
罰則を伴うものではありません。
それよりはもっと、
「人として当然に、、、」
とか、
「ルールにするまでも無く、、、」
っていう感じで、
その集団の中で
当然のモノとして信じられてる
美学のようなもので
それに
罰則を付けるということの方が
むしろ野暮
というような価値観のモノです。
ここまでを、
まとめると
「モラル」には、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
実は、実態も、罰則も無い
人々が当然のモノとして信じている
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という、
両側面があり、
したがって、
人は
やろうと思えば
（実は、実態も、罰則も無いから）
大したリスクも、恐怖も無く
自分個人の利益の為に
モラルを破ることができ、
しかも、
（人々が当然のモノとして信じているから）
その「モラル」を使って
相手に罪悪感を持たせたり、
人の良心を咎めて
やりたくないことをやらせたり
することが可能なわけです。
つまり、
そこにモラハラの
重大な抜け道があり、
それが
今の人間社会がここまで
モラハラに対して脆弱な理由です。
私は、
「モラルなんか無視すればいい」
と言っているわけではありません。
なぜなら、
上でも書いた通り、
ある程度、
モラルという、
共通した美意識によって、
人間の共同生活が成り立っているのは
確かなことだからです。
それによって、
その集団の中で
お互いに利益を享受できることも
事実です。
ただ、
私が言ってるのは、
皆さんの場合は
すでに
モラハラというものに遭った以上、
今後は、
この、
「モラルとは何か？」
について、
知っておいた方がいい
っていうことです。
上のみたいに、
今後も
ただただ、
「モラルって、
人は全員、当然に持ってるモノよね」
って思ってたら、
次回から
モラルハラスメントに
対応できないでしょう。
何が起こったのかも
理解できないですね。
だから、
今後は、
上で書いたように、
「モラル」ってそういうものなんだ
って知りながら、
それでも
なおかつ、
原則的には、
モラルを守ることに協力しながら
他者と共存する
という程度が
調度いいと思います。
世の中の平和の為に
できる限り
モラルに協力してあげる感じ。
そうすると、
あなたは、
世の中の協調、平和にも
貢献できるし、
同時に、
もし、
モラハラが勃発したら
瞬時に、
その人に対しては、
クルっと翻ることができます。
この、
自分を常識よりも上に置く感覚が
あなたをモラハラから救い、
被害者体質のつらさも無くなり、
あなたを生きやすくします。
そして、
そういうふうに考えてると、
結果的にそれは、
コメ主さんの言われる通り、
自分の良識に従って、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
その時その時によって、
自分流に変えていけばいい
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という結論に
なるのではないかと思います。
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