「こんまり」の方式で、
大片づけをしてみよう。
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe(ジョー)です。
以前の記事で、
モラハラ被害者が
モラハラの事実に気付いた後も、
被害者妻
モラハラ夫の
両者とも、
自分の内面に目を向けず、
===========
相手が自主的に変われば
それで済むことなんだ
===========
という建前をとることを
解説しました。
そして前回は、
被害者妻が
「夫のモラハラ体質を変えよう」
とする思考回路について
解説しましたので、
【参照】⇒こちら
今回は、
モラハラ夫が
妻に対して、
===========
お前が自主的に変われば
それで済むことなんだ
===========
と主張することについて
解説します。
モラハラ関係の
一方が
===========
相手が自主的に変われば
それで済むことなんだ
===========
と主張するとき、
被害者妻の方は、
本当の意味で、
夫に変わってもらうことを
望んでこれを言いますが、
モラハラ夫の方は
ほとんどの場合、
必ずしも
妻に変わってほしいと
思っているわけでは無く、
変われと言っても変わらない妻
という建前を作って妻を責め、
妻を追い込む
という種類の虐待が
目的である場合がほとんどです。
この際なので、
モラハラ夫が
あなたに何を望んでいて、
何を望んでいないかを
解説します。
まず、
モラハラ夫の行為として、
あなたに対して、
「なんでこれをしないんだ」
「これくらいできるだろ」
というふうに、
責めたり、
逆に、
それをしないあなたに対し、
責めずに、
「もういいわ・・・」
などと言って、
ガッカリな顔をして見せ、
ため息をつく
などがありますね。
そもそもの話ですが、
実際には、
モラハラ夫は常に
その言葉通りの事を
あなたに対して
望んでいるわけではありません。
もちろん、
自分の生活上の都合により、
あなたに
彼のその言葉通りの事を
させる必要がある場合も
ありますが、
むしろ、
ほとんどの場合は、
全くそれを望んでおらず、
ただ、
あなたに
「罪悪感」を持たせ、
自分自身を責めさせたいだけの
目的であなたを追い込みます。
特に、
「もういいわ・・・」
のガッカリ顔パターンの場合は、
そもそも、
あなたに改善を求めていない
場合が大半です。
そこで
今回は、
このパターンを使って、
モラハラ夫が妻に対し、
改善を求めているように見えても、
実は、
本当に改善を求めているとは限らない
ということについて
解説します。
先ず、
もし
モラハラ体質の人が、
本当に妻に対して何かを望み、
なおかつ、
相手にそれをさせることができる
立場にあると感じている場合は、
それにもかかわらず、
「もういいわ・・・」
と自分の要求を飲み込み、
自分が我慢している体で終わる
ということは
原則的にありません。
そのように、
シンプルに自分が損をする状況を、
自分の中で飲み込むという、
精神的な寛大さが、
モラハラ夫には
備わっていないからです。
モラハラ夫は、
支配している
ターゲットに対しては
自分が本当に望むことは、
威圧によって、
何としてでも
相手にやらせようとします。
では、
どうして
「もういいわ・・・」
などと、
可哀そうな顔をすることで
終わろうとするかというと、
本当は
それを
やってほしいのでは無くて、
単純に、
相手に「罪悪感」を
与えたいだけだからです。
「Joeメソッド」では、
モラハラのタイプを
【威圧型】と
【罪悪感型】に
分けて考えますが、
たとえ
【威圧型】であっても
モラハラ夫にとっては、
相手に「罪悪感」を与えることは
必須なのです。
あなたが本当に、
夫に対して
酷いことをしていようと
していまいと、
夫があなたに、
本当に何かを望んでいようが
いまいが、
関係ありません。
モラハラ夫は
あなたが、
自分(夫)に対して
常に「罪悪感」を感じていることを
渇望しています。
つまり、
あなたは常に、
夫に対して、
「申し訳ない」
という気持ちを
持っていることを
強制されています。
あなたは
モラハラ夫について、
「私のせいで
夫が可哀そうなことになっている」
と思い、
自分自身を責めて
日々苦しむことを
絶対的に求められています。
だから、
モラハラ夫というのは、
あなたに対して
実際には
何かを望んでいるのでなくても、
あなたに対して、
「俺は本当は望んでいたのに・・」
というパフォーマンスをします。
それで、
もしあなたが、
「じゃあ、そうするよ」
などと、
それを叶えようとすると、
「もういいわ・・・」
という、
「すでに遅い」的な態度で、
それを受け取らないなどの
パフォーマンスを展開します。
なぜかと言うと、
=============
今さら、もう遅い
事前に準備しなかった
お前によって被害を受けた俺
ああ、俺って可哀そう
そんな俺を見て、
罪悪感を感じないの?
=============
という方式で、
相手に「罪悪感」を持たせ、
心を痛めさせ、
その姿を見て
日頃のストレスを解消するためですね。
この場合、
妻から
「じゃあ、今するよ」
とそれを承諾されたところで、
モラハラ夫は
元々それを
望んでいるわけでは無ので、
モラハラ夫には
何のメリットもないし、
むしろ
妻が夫の望みを叶えてしまうことで
妻の罪悪感が
薄まってしまいます。
それなら、
いっその事、
自分は、
可哀そうな夫に徹して、
妻から補完するチャンスを奪い、
妻が徹底的に自分自身を責める
環境を作ったほうが
夫にとっては爽快なわけです。
この記事の冒頭で、
===========
モラハラ関係の
一方が、
「相手が自主的に変われば
それで済むことなんだ」
と主張するとき、
被害者妻は、
本当の意味で、
夫に変わってもらうことを
望んでこれを言いますが、
モラハラ夫は、
実際には
妻に変わってほしいとは
思っていない。
============
と書きましたが、
要するに、
モラハラ夫は、
===========
相手に
「罪悪感」を持たせる
===========
という、
普遍的な目的があります。
そして、
もちろんこの時
モラハラ夫は
正直に
「要するに俺は
お前に罪悪感を持たせたいんだよ」
とは言いません。
モラハラ夫が
あなたに「罪悪感」を持たせる時
というのは、
あえて何か、
具体的な要求をあなたにして、
「俺はこれを望んでいる」
という姿を
明に暗に見せた上で、
それを、
あなたが成し遂げられないことを
残念がる形で行います。
または、
その具体的な要求自体をせず、
単純に、
あなたが行った行為に対し、
「ガッカリだ・・・」
というリアクションを
する場合もあります。
そういう意味で、
モラハラ被害者妻は、
「夫の要求さえ守っておけば、
いつか夫は満足するはず」
と盲目的に信じるのは、
危険なのです。
モラハラ夫は、
永久にあなたの「罪悪感」を
追い続けます。
あなたは、
どれだけ夫の要求に応え続けても
永久に
責められ続けることになります。
その場合、
あなたは、
夫の過去の言動を鑑みて、
夫の真意は何なのか、
夫が望むことを本当に
やるべきか、
それをやったらどうなるか、
どういうやり方でやると
どういう結果が生まれそうか、
その点、
考えてみてください。
それが、
私が普段から
カウンセリング時にやっていることであり、
【無料メール講座】
のステップ2の
内容でもあります。
相手の言うことを
そのまま受け入れるのではなく、
あくまでも、
自分が今まで見てきた
夫の実績を考慮して考えてみると、
夫はただ、
あなたに「罪悪感」を
与えたいだけであり、
たとえ
あなたが
夫の要求に従っても、
夫は永久に
満足することは無い
と、
わかるかもしれません。
なお、
モラハラ夫が
罪悪感を与えようとしてきた場合の
対処法は、
【無料メール講座】
のステップ3,4の
やり方が王道ですので、
そちらを再確認してください。
にほんブログ村
【勉強会などイベント情報】はこちら↓
http://www.reservestock.jp/page/event_calendar/5581
_____ _
モラハラ夫に対する、具体的な対応方法
を知りたい方は、こちらの無料メール講座が
オススメです。
<具体的な対応方法とは>
・夫に対する表情の作り方(目や口の動かし方など)
・夫に対する、言葉の選び方とその時の声質と強弱
・夫と同居の場合の自分の精神の保ち方
・夫の攻撃のかわし方
・夫に接する時の気持ちの持ち方
などです。
↓こちらから
【無料メール講座】離婚しない モラハラ対処の超裏技(全10回)
Joeへのご質問、お問い合わせはこちら
http://www.reservestock.jp/page/inquiry_form/6312