石田ゆり子が
すごく好き。
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今日は、
読者の方に頂いた質問に
答えていきたいと思います。
頂いた質問は、
以下のようなものでした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
そもそも
モラハラ夫は、
曖昧な情報を断言する言い方や
知ったかぶり、
意見をすぐひっくり返すこと、
恥ずかしいと思わないんですかね？
私なら,
知ったかぶりして
バレた時
めちゃくちゃ恥ずかしいので
言えませんが…。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
一般的に
モラハラ夫というのは
曖昧な情報について、
「断言する言い方」をします。
なぜそのように、
「断言する言い方」に
なるかというと、
もともと
モラハラ夫自身には、
自分のことを、
「素晴らしい人間だ」
と信じたいという本能が
常にあり、
それを満たすには、
物事を断言する方が、
なんとなく
自信満々で、
すごい人間という印象を
実感できるからです。
もっと具体的に説明すると、
モラハラ夫というのは、
幼少期に
親などから健全な愛を
受けずに育ったため、
自己肯定感が非常に低く、
自分に自信が無い大人として
成長しています。
つまり、
心の中で、
「自分は恥ずかしい人間だ」
という確固たる認識があるわけです。
つまり、
無意識的に
すごく自分を恥じています。
「自分は恥ずべき人間」
ということを、
「事実」であると
確信してしまっているわけです。
本当はそれは、
勘違いなんですけどね。
そして、
それを素直に、
「俺は恥ずかしい人間だ」
と認めてしまえば、
そこから脱する努力もできるのですが、
モラハラ夫の場合は
そうはせず、
「自分は恥ずかしい人間だ」
と言う「事実」を
他人に
バレないようにしようとします。
それどころか、
その
「自分は恥ずべき人間」
と言う「事実」を
モラハラ夫自身も、
否定します。
つまり、
自己暗示のような要領で、
自分を常に
ある種の興奮状態に置き、
「俺って凄い人間だ」
と力ずくで思い込むことにより、
「恥ずかしい自分」
と言う「事実」が、
意識上に昇って来ないようにします。
これは、
プロボクサーが、
試合前に、
怖がっている自分を
自分で認識しないように、
「俺は勝てる！！」
「俺は強いんだ！！」
と自己暗示をかけ、
自分の自信の無さが
意識上に昇ってこないようにし、
興奮状態でリングに上がるのと
同じやり方です。
モラハラ夫は、
この、
試合前のプロボクサーと
同じやり方を、
人生を通して、
ずっとやっているわけです。
だから、
モラハラ夫は、
実態が無いわけです。
だって、
本来の自分が、
意識上に昇ってくる機会が
無いんだから。
皆さんが感じる、
モラハラ夫の
あの「空っぽ感」は、
そこから来ています。
では、
試合前のプロボクサーを
想像しながら、
モラハラ夫を
考えてみましょう。
プロボクサーが
試合前に、
本来の自分の弱さが
意識に昇ると、
恐怖で耐えられなくなるのと同じで、
モラハラ夫は、
「自分は恥ずべき人間だ」
「自分は価値の無い人間だ」
という「事実」が
自分の意識上に昇ってしまうと、
とてもじゃないけど、
生きていけないほどの
精神状態になります。
だから、
日々の生活でも、
できるだけ、
自信ありげな言動をして
他人に
「俺って素晴らしい男」
と言う印象を与えたいし、
自分自身でも、
もちろんそうだと
信じたいわけです。
そういうことで
考えると、
試合前のプロボクサーが
するように
できるだけ強烈で、
できるだけ大げさな、
自分を鼓舞する言動をして
自分のテンションを
挙げる必要があるのです。
そうすると、
本来の自分を隠して、
「俺ってすげえ」
と思い続けられるからです。
だから、
モラハラ夫は、
曖昧な情報でも、
自信満々に断言するわけです。
「～だと思うけど・・・」
という言い方は、
自分の中の
自信の無さを助長し、
あっという間に
本来の自分（自信の無い自分）が
顔を出します。
そうなると、
本人としては、
とても人間社会を生きていける、
メンタルを保てません。
最も分かりやすく言うと、
モラハラ夫がする「断言」は、
アニマル浜口の
「気合だぁー！！
」をイメージすれば、
その時のモラハラ夫の心境が
理解しやすいです。
※もちろん、
アニマル浜口氏が
モラハラだと言う意味では
ありませんよ。
とにかく、
モラハラ夫の人生は、
常にボクシングの試合前
のような状況なので
常に自分を鼓舞しないと
生きていけないのです。
本来の恥ずべき自分が、
意識に昇ることなんて無いのです。
もちろん、
元々の情報が曖昧なら、
その後、
それが間違いだったと
明らかになる場合もありますが、
モラハラ夫には、
そんな、
起こるか起こらないかも
分からないような出来事を
前もって想定しておくほどの
心の余裕はありません。
ボクシングの
試合前の心境だから。
とにかくその場その場を、
できるだけ
インパクトのある言い方をして、
「俺、すごいっしょ！」
と思うことで
頭はいっぱいです。
だから、
自分の断言が
外れる可能性なんて、
（それが自分に大きな損失を
生まない限りは）
見ないように、
考えないようにして、
その場は断言で、
自分の威厳を示すことに集中します。
もし、
実際に、
その断言が覆される結果が
出てしまった場合は、
原則的に、
その場になって、
パニックになります。
しかし、
その結果が、
ただ単に、
あなたに対してカッコ悪い
というだけの
被害だったとしたら、
多くの場合は、
あなたが意図的にその結果に
触れない限り、
その話題に触れずに、
「自分の中で、
無かったことにする」
という方法をとります。
つまり、
自分の断言と、
それに反する結果について、
その後、
頭に思い浮かべない
というやり方で、
恥の感覚から逃げます。
それによって、
なんとなく、
「自分の断言は
外れたことが無い」
という雰囲気を保ったまま、
自分のイメージを維持します。
逆に、
あなたがそれについて、
「あなたが言っていた事と
違うじゃない」
等と言ってしまうと、
もちろん、
本来の彼自身（自信の無い自分）
が露わになるので、
それを明らかにした
あなたに対して、
怒りを持ちます。
それと同時に、
早くこの話題を止めたい
という気持ちになります。
そのため、
例えば、
「俺は元々、
そう言ってたじゃないか」
と事実を歪曲して、
自分は元々、
こちらの（正解の方の）意見を
言っていた！！
というふうに主張し、
「お前の方が
聞き間違いだ」
等と言って、
あなたを責める形で
終わらせようとします。
または、
それすら面倒な時は、
「そう言っているお前はどうなんだ！
あの時お前は・・・」
などと、
ダイレクトに
話題を歪曲することもあります。
しかし、
これらの場合、
あなたが納得する形で
終わらなかったと、
モラハラ夫が感じた場合は、
その後、
何年にも渡って、
しつこく、
その言い訳を蒸し返そうとする
モラハラ夫もいます。
この辺は、
モラハラ夫の種類によります。
いずれにしても、
モラハラ夫が、
自分の「断言」に
責任を持つということは
ありません。
とにかく、
モラハラ夫には常に、
「俺ってすげえ！」
と思わないといけない
という切実な問題があり、
そう思うために、
より強力な「断言」という手法を
取らずにおれないんだ、
ということを
覚えておきましょう。
これらの、
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