私からのメールが届かない方、
2つの原因が考えられます。
①迷惑メールフォルダーに入っている
②携帯の方は、
PCからの受信拒否設定になっている
一度ご確認ください。
それでも届かない人は、
お手数ですが、ご一報ください。
こんにちわ
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今回も、
モラハラ被害者さんから
投稿していただいた体験記、
「私が共依存になったわけ」
をご紹介します。
※「共依存」とは、
モラハラ被害者になりやすい体質のことです。
多くのモラハラ被害者は、
子供時代に、親から健全な愛情表現を
受けなかったことにより
共依存体質となり、
それが原因で、
モラハラ夫の罠に落ちます。
共依存の人にとって、
自分の過去を振り返って、
自分が共依存になった過程を
認識することは、
共依存脱出の第一歩です。
だから、この記事を読んで、
ご自身の子供時代を
振り返ってみてください。
そうしていると、
自分に気づき、
モラハラ被害者になりにくくなりますよ。
体験談 №５０『自分の意志でない進路』
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＜高校時代＞
三年生になると、
大学進学コースと、
就職コースに、
授業が分かれます。
7組の内
1組だけが
就職コースです。
自分の志望を
提出しなければなりません。
私は、もう
進路をうやむやにしておくことは
出来ません。
はっきりとした決断を迫られ、
私は、
思い切って
母に言いました。
「私は先生になりたくない。
大学にも行かない。
だから、就職する」
母は、
度肝を抜かれて、
「何をいうかーー！
何の為にアンタに
金を掛けてきたと思ってるか！」
と、
いきり立ち、
地団太を踏み、
挙句の果ては、
唇噛んで、
そこらの物を破り捨て、
「親不孝者ー！
どこまで親をバカにしたら気が済むんだ」
と、
わんわん泣く。
泣かせてしまった罪責感に、
胸が詰まる。
それでも、
言わなければならなかった。
更に
母は言う。
「それなら、
もう学校へ行く必要はない。
止めてしまえ。
解ったか？
もう、定期券代は出さん！」
その後母は、
むくれて口をきかない。
毎日、
在来線列車で
通学している。
その、
定期券代を出してもらえなければ、
期限が来れば
もう学校には行けない。
恐る恐る、
「定期券代を・・」
と言えば、
「誰が出すか！」
と吐き捨て、
完全無視。
どうしていいか分からず、
部屋に閉じ籠っていると、
「ホンマに学校行かん気か！」
と、
唸り込んでくる。
「親不孝者ーー！
親不孝者ーー！」
わんわん泣きながら
お金を投げ付ける。
私は、
這うようにしてお金を拾い
慌ててカバンを持って
その場を飛び出す。
遅刻して
学校に行く。
先生からは、
‘早く進路を決めなさい’と
急かせれている。
私は、どうしたらいいんだろう。
私は、いつも母を裏切ってしまう。
でも私は、もう大学は嫌なのだ。
先生なんかになりたくないんだ。
私は、
選択を迫られていた。
そして、
頭を空白にし、
私が学校に提出した
志望進路は、
『大学進学』
・・・
ここで、
私は、
又、
自分の意志ではない道を
選択してしまう。
私は、
こうして、
段々段々
自分を見失う。
到底
〇〇大学など
受験できるような
成績ではないのに、
それでも、
〇〇大学を志望している自分で
有り続けなければならない。
「絶対に無理だ」
「絶対に嫌だ」
と自分の意思を通せば、
それは、
母を、
不幸のどん底に
突き落とす事になる・・
でも、
私の心は、
悲鳴を上げている。
絶対に嫌だ！ と・・
大学進学コースの、
成績のいい人たちの中に
ポツンと、
場違いな私が
居座る事の
負い目。。
「あんた、
何でここにいるの？」
と、
皆に見られているような
怖さ。
逃げ出したい。
こんな状況から
逃げ出したい。
学校が怖い。。
自分が、これから先、
どうなるかが怖い。。
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