こんにちわ
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今回も、
モラハラ被害者さんから
投稿していただいた体験記、
「私が共依存になったわけ」
をご紹介します。
※「共依存」とは、
モラハラ被害者になりやすい体質のことです。
多くのモラハラ被害者は、
子供時代に、親から健全な愛情表現を
受けなかったことにより
共依存体質となり、
それが原因で、
モラハラ夫の罠に落ちます。
共依存の人にとって、
自分の過去を振り返って、
自分が共依存になった過程を
認識することは、
共依存脱出の第一歩です。
だから、この記事を読んで、
ご自身の子供時代を
振り返ってみてください。
そうしていると、
自分に気づき、
モラハラ被害者になりにくくなりますよ。
体験談 №４８『落書きされた日記帳』
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＜高校時代＞
日記帳は、
私の
唯一の友達でした。
狭い自分の部屋に閉じこもって、
私は、
暇さえあれば
自分の心の内を
綴っていました。
世の中の不条理、
夢・空想・・
私は、
勉強らしいものはせず、
大抵、泣きながら、
何かを書き綴っていました。
感傷的な年齢だった
せいもあると思います。
また、
これ以上、
自分の意志とは、
違う方向に進んでしまうのが嫌で、
書く事で、一生懸命、
‘自分’を
取り戻そうとしていたのかも知れません。
書いてる事は、
今振り返れば、
情緒不安定な事ばかりです。
中々定まらない
自分の進路に、
明るい未来が見い出せず、
焦りを感じ、
”死にたい”
と、書いたり、
”神様守って下さい”
と書いたり・・
当時、
それを黙って訊いてくれるのが、
唯一、
‘日記帳’
だったように思います
『何をしてもダメだと言われる。
私は、親不孝者だ。
出来ない事ばかり、
やれ！ と言われる。
母さんなんか大嫌いだ。
復讐してやる。今にみてろ。
一番の復讐は、
○○（姉）より偉くなる事だ。
勉強だけが偉い訳じゃない。
ものすごい人になって、
今にわからせてやる。
神様、
こんな私を、守って下さい』
そうしたある日、
いつものように
日記帳を開くと、、
余白に、
文字が・・
私は、
心臓が止まりそうでした。
【自分が怠けた結果を、
人のせいにしてはならぬ。
全ては、自分の怠慢。
偉大になりたければ、
他者に頼らず、
己の力で、
せいぜい頑張りたまえ。
神より】
それは、
まぎれもなく、
姉の字でした。。
私は、
その日記帳を掴み、
姉の部屋に
殴り込んだ。
「人の日記を見て
どういうつもり！！」
全身に力を込めて、
姉に襲い掛かった。
私は、怒り狂った。
物音を聞きつけて、
母が駆け付けた。
わーわー泣きながら
仁王立ちしている私、、
髪を振り乱し
畳に倒れて、
泣き伏している姉、、
両者に目をやり、
母は、
私に向かって言った。
「あんたは、また、
年上に向かって
なんて酷い事を！」
「だって、黙って日記を見た。
‘神’だと言って、
勝手に書き込んだ」
私は、
しゃくりあげながら訴えた。
こんな酷い事、
きっと解ってもらえると思った。
しかし、
母は言った。
「そんなに
見られて悪い事書いてるの？
そんなら、隠しておきなさい！
だからといって、
こんな酷い事するなんて、、
あんた、ヤクザか？」
「なにぃー！」
私は、
母にも掴みかかった。
私の日記帳は、
これまでも、そっと、
姉が盗み読んでいたという事だ。
しかも、
自分が書き残せば、
それがバレルと知った上の
大胆行為は、
どこまで
私を愚弄しているのか。
姉には、
何があろうと、
”自分は守られる存在である”
という
自信があったに違いない。
泣き崩れるだけで、
同情され、
姉は
一言の弁解もせず、
全て
‘無かった事’として
終わる。。
私は、
ムラムラと、、
怒りの持って行き場所がない。
これから私は、
何処で、誰に、
心を許せばいいのか。。
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