映画 オールマイライフ All My Life 感想 | ユンケル徳永のブログ

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映画の感想など綴ってみようかなぁ

オールマイライフ All My Life

あらすじ


「ハッピー・デス・デイ」のジェシカ・ロースが主演を務め、奇跡の実話を基に贈る感動ラブストーリー。共演は「glee/グリー」のハリー・シャム・Jr。監督は「サモン・ザ・ダークネス」のマーク・マイヤーズ。婚約したばかりの幸せカップル、ジェンとソル。ところが突然ソルが末期のガンと診断され、余命半年と宣告されてしまう。来年夏に計画していた結婚式も諦めざるを得ず、愛するソルに残された時間の短さに絶望するジェン。そんな中、友人や家族は2人の夢である結婚式をわずか2週間で実現させようとクラウドファンディングを開始する。それは、あまりにもハードルの高い目標かと思われたが…。



以下ネタバレです。




カップルで見るべき泣ける映画です。
主人公のジェンずっとゴシップガールのセリーナ役の人だと思ってましたが違いました💦
主人公のジェシカロースが本当に可愛い。
ウエディングドレスの時なんてもう天使超えて女神🗽
この映画は実話を元にして作られました。最後に本人たちの映像が出てくるんですけど、幸せそうでまた涙を誘うんですよね。
ジェンの明るさとか強さが、この映画をジメジメさせていないんです。それがいいんです。
もっと泣ける映画にしようと思えば、もっと辛そうな場面を入れると容易にできると思うんですけど、そこまで泣かせに来てないんです。
どちらかと言うと希望が持てる映画です。
もちろん喧嘩もするし、たくさん辛い思いをするんですけど、ジェンの太陽のような明るさと、二人の愛の強さによって、ポジティブな感じにまとまってました。亡くなる所の描写もないですしね。
1人ならどんなに楽だったか!一人ならただ先生と治療に向き合い、そして死ねた!!
ソルのセリフです。
確かに一人なら誰の思いも背負うことなくひっそりと死ねたでしょう。悩むことも、誰かを思い泣くことも、大切な人を残していく無念も感じなくていいのだから。
でも、二人だからよかったんだと思います。
辛さをぶつけることも出来たし、喜びを共有することも出来た。何より愛し合う時間の尊さを知れたんですからね。ジェンは一人残されてしまったけれど、愛しそびれないように最後まで愛したんだと思います。沢山の友達にも囲まれていました。また、いつか終わりが来ると分かっていた方が、1日1日を大切に過ごせるように思います。
Official髭男dismの「アポトーシス」という曲が大好きで最近よく聞いていますが、まさに死に直面した歌詞なんですよ。この映画で言えば、ソルの心情を歌った感じかなとふと思いました。(歌の歌詞は老夫婦ですが)
欲を言えば、途中でグレイテストショーマンに出てたキアラ・セトルが歌う場面があるんですけど、もう少し長く聴きたかったなぁ。
永遠の愛は尊い、そう思える映画でした。