※2018/7/27のブログです。

 

 

7/18(水)が父の告別式でした。

 
お通夜と告別式…
決めることがいっぱいで、
自分が何も知らないんだなって思った…
 
お母さんはもう再婚してるから、
お兄ちゃんと二人で協力してやりました。
 
親戚の方にたくさん助けてもらいながら、
無事に終わったよ。
 
告別式前日の打ち合わせで、
「手紙とか読まれますか?」
と聞かれ、
「読みません」と言ったけど、
 
夜中に手紙を書きたくなって…
たくさんの方の前で手紙を読むなんて、
恥ずかしいと思ったけど…
後悔したくないから、
やりたい気持ちを優先して、
手紙を読ませてもらいました。
 
清書したのは棺へ入れたから、
手元にはぐちゃぐちゃの下書きがあるだけなので、
ブログへ記録させてくださいm(__)m
 
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お父さんへ
 
お父さんはすぐ怒るし、めっちゃガンコで、
これって言ったら譲らん人やった。
 
そんなお父さんがお母さんと離れて私と暮らしてから、
何でも好きなようにさせてくれた。
「勉強しなさい」とか言われたことないし、
「こうしなさい」って言わずに、
高校も大学も好きなところへ行かせてくれて、
やりたいことやらせてくれた。
 
そのときの私には、
ほっとかれてる気がして寂しかったけど…
自由にさせてくれるのがお父さんの一番の愛情やったんやって最近気がついたよ。
 
お父さんがお好み焼屋をするときに、
恥ずかしそうに私に、
「お好み焼屋するんやけど、店の名前えりかにしていいか?」
って言ってきて…
そのとき高校生でめっちゃ反抗してた私は、
「そんなん恥ずかしいからイヤや」
って言ったけど、
ほんまはめっちゃ嬉しかった。
 
東京の大学へ行くときも何も言わずに良いよって言ってくれたけど、
私に内緒で高校の担任の先生にいろいろ相談してくれて、お願いしてくれてたってあとから先生に聞いて嬉しかったよ。
 
初めて孫を見せた時、
あんまり表情を出さんお父さんが、
うちの息子に見てて恥ずかしいくらいデレデレになってて、すごく嬉しかったよ。
 
お父さんはいっつも私やお兄ちゃんの心配ばかりして、
自分のこと何も言わんかった。
今年にはいって病気が見つかったときも「大丈夫や」って言ってばかりで、
「会いに行こうか?」って言っても
「よくなってからでいい」って言ってた。
 
私はお父さんの大丈夫を信じていっつもお父さんを後回しにしてた。
でもそのおかげで私は自分を優先することができたよ。
今までいっぱい迷惑かけてごめん。
なんかあったときはいつも助けてくれてありがとう。
 
一昨日病院へ行ったときも、
もうギリギリやったのに待っててくれてありがとう。
 
生きてる間に声をかけれてよかった。
 
私はお父さんの子どもでよかったよ。
お父さんの子どもに産まれてこれて幸せやったよ。
 
不器用やけど愛情深いお父さんが大好きです。
 
ゆっくり休んでください。
 
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お父さんの病室から出てきた私の成人式の写真…絶賛ひねくれ中で睨んでるけど…大切にしてくれてて嬉しかった。