9/5 互いの気持ち② | 男の日記。

男の日記。

結婚して子供が産まれ穏やかな生活が始まる筈だった。
そんな日々がたった1日で壊れることになった男の日記。

妻から通話してもらえないか、私を信じてほしいとLINEがきた。

私は妻のことが怖くなっていた。

何をしてくるのか分からない。

妻に対して不信感が増していた。


妻は

私はもうあなたを責めることもしません。

今考えてるのはあなたとの修復で、2人で何ができるかを考えてます。

通話がダメなら文字でまとめて送ってもいいですか?

LINEをくれた。


文字でほしいと私は伝えた。


そして妻は今の気持ちをLINEで送ってくれた。


○○くんは私のこと

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今日○○くんから会えないと言うLINEをもらって私の中で気づいた事があります。

それは私が今1番何をしたいのかです。

私は今○○くんと修復して元に戻りたいと1番強く思っています。


私が今まで○○くんにしてきたことは

ただ○○くんの心を疲弊させてしまい、

2人の距離を離してしまう事をやってきてしまいました。

○○くんのLINEに答えなかったこと、

弁護士を雇った事、そして要望を送ったこと。


修復するために○○くんは更生して見せていきたいと言ってくれました。

私はその時要望に何か答えてくれないとスタート地点に立てないと思っていました。

でも今はそれが違うと感じています。

○○くんにとって更生は修復に対しての壁です。

そこに私の要望によってさらに壁を増やしてしまいました。

今やっと○○くんの言ってる事が分かりました。

壁を増やしていったってお互い良いことはないです。

修復の道に壁は少ない方がいいに決まっています。

それを私は自ら増やしていってしまってました。

本当にごめんなさい。


要望についても私はどこか意地になっていました。

弁護士を雇ったから要望をまとめなきゃいけない、

何か要望をのんでもらわないと親も納得しない。

私も○○くんよりも親を優先してた部分があったと気がつきました。

この要望には何の意味があるんだろうって考えた時に、今の私と○○くんにはもはや意味はなくて、むしろ2人の障害になってしまってると気がつきました。

こんな事私は望んでいませんでした。


○○くんは面会の日と土曜の電話でたくさん自分の考えと気持ちを伝えてくれました。

私はそれですごく考え方が変わって、

○○くんの事をまた信じようと思えるようになりました。

○○くんの言う通り話すことですごく変わりました。会って話してわかる事がたくさんありました。

あの時までは○○くんを信じる事が怖かったけど、今は○○くんが言ってくれたたくさんの言葉を思い出して信じようと勇気をもらいました。


もう○○くんはたくさん私の気持ちに対して応えてくれてたんです。

それを行動で示して欲しいと意地になってしまったのは私でした。

本当にごめんなさい。


今はもう要望なんかどうでもよくて、

早く○○くんのところへ戻って今後2人でどうするか

どうやっていくのがいいか相談したいです。

○○くんが言っていたように修復の事だけを考えたいです。


もう弁護士さんを挟む気もありません。

要望に応える必要もありません。

同意書もいりません。


正直私は今○○くんに拒否されてることに焦っています。

それは自分でたくさん○○くんを責めてしまったから自業自得です。傷つけて怖がらせてしまった。

やり過ぎてしまったところがたくさんあると反省しています。

追い詰めてしまってごめんなさい。


○○くんを1人にしたくない。

今後のことを1人で考える必要はないんです。

私も一緒に考える責任があります。

一緒に考えさせてください。


私はただ○○くんと修復してまた一緒に笑って過ごしたい、それが今私が1番やりたいことです。

気がつくのが遅くてごめんなさい。

酷いことたくさんしてごめんなさい。

○○くんをもっと早く信じていれば早く道が開けたのに。

今になってしまってごめんなさい。

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今の私たちに必要なのはお互いを信じることだと思っています。

そのきっかけを私にくれたのは○○くんでした。

たくさん話したい会いたいって言ってくれたから、私は頑張って○○くんに会おうと思いました。

本当にありがとう。

あなたは私の事を待ってくれました。

私もあなたの事を信じて待ちます。

それが今私にできることなのかもしれません。


私は妻からのLINEを何回も読み直した。

全てが納得いった。

勇気が湧き出てきた。

妻の気持ちに応えたいと思った。


私は会うことを決断した。


妻は気持ちが届いてくれて嬉しいと言ってくれた。

もう夕方だったがこれから会いたいと言ってくれた。


私は育児に支障がなければ会いたいと伝え、マンションで妻が来てくれるのを待つことにした。