社内規制強化とモラル低下
社内規則強化の1例として、営業マンは、重要事項の説明書とアンケート用紙を常に携帯して顧客を訪問した。客に「重要事項」を丁寧に説明すること、最後に客にアンケートに回答してもらうことにした。重要事項は大文字で記載した。
客への「滞留時間」は最大3時間に制限した。それも説明書に記載した。しかし、
それでも長時間「粘る」営業マンがいて、困った客はコンプライアンス室に電話通報した。コンプライアンス室は、営業マンを電話口に呼び出し、直ちに退出するよう指示した。この時ようやくコンプライアンス室の存在感を示すことができた。
また個人客対象の営業部門では、相手が65歳以上の高齢者の場合、契約にあたって家族の同意を必要とする旨、説明書にも記載した。これには不快感を示す客も少なくなかった。即ち「俺に責任能力がないとでもいうのか?」との怒りであった。
実際、高齢夫婦の世帯では、「家族の同意を得る」など、すぐにはできない相談だった。
こうした社内規制強化の結果、当然、販売は困難となった。営業マンは、給与が歩合制であったから減収となった。次第にモラルも低下していった。
『全国別荘地名鑑』(伊豆編)予約受付中
『全国別荘地名鑑』(伊豆編)は、各別荘地の管理費・温泉料金等の居住費用を、共通の基準で比較可能な資料。
購入希望客が別荘地選択の際、自ら各別荘地の諸条件を比較検討できる。
不動産販売業においては便利な資料であると同時に、物件購入客にとっても「失敗しない物件選び」に役立つ。
一方、別荘地管理事業者にとっては客観的な「競争力」を知ることができ、「魅力ある別荘地に変わるためには何をなすべきか」、自治体及び地方議会においては地域再開発等の方策を確立する上で有用な指針となるものである。
「伊豆編」の内容)
構成:Ⅰ)分析編(管理費・共益費・温泉料金等比較表)
Ⅱ)個別データ編(約100地区収録)
サイズ)B5版、約120頁
予定価格)10,000円
発刊予定日) 2016年7月末
発行所)『別荘地情報資料室』 (主宰)小山英男
住所)〒413-0233 静岡県伊東市赤沢333-13 第3恒陽台81
eメール)h_koya@qit.ne.jp
電話)0557-54-3776
(熱海)別荘地管理費(共益費)比較
名称 建物付きの年額 (個人) 算定基準
三愛南熱海ヶ丘 116100 土地面積(~500㎡)+建物延床面積(100㎡)
ルネ熱海伊豆山マスターズプレイス 84000 一律
伊豆エメラルドタウン 66000 土地分(330㎡以下) +建物分(99㎡以下)
三井伊豆山別荘地 62364 一律
富士見ニュータウン第1期・第2期 48000 土地面積(300㎡以上400㎡未満)
南箱根ダイヤランド 48000 建物延床面積に比例
熱海自然郷 40950 土地面積(~330 ㎡)
富士見高原小松ヶ原別荘地 40950 土地面積(~330 ㎡)
あじろ南熱海ヶ丘 37000 土地面積(~600㎡)
熱海とざわ分譲地 25000 自治会費
南熱海グリンヒル別荘地 20000 一律
熱海桜沢別荘地 11600 自治会費+町内会費
ゆずり葉分譲地 7200 町内会費
西熱海別荘地 7000 町内会費+自主防災会費