先日、用事があって、一人で遠方までドライブしました。
目的の場所まで半分のところまで来たので、とあるパーキングで休憩を取ることに。
喉が渇いたなー、何か冷たいものを飲みたいなー。あ、その前にトイレに行っておこう。
ささっとトイレをすませて、ひと心地ついたところで目に入ったものがありました。
ご当地ソフトクリーム
地元産の生絞りミルクを使った、濃厚ソフトクリーム。実を言うと私、ソフトクリームが大好きなんです。
るんた♪ るんた♪ と購入しましたよ。日陰の見晴らしのいいベンチに座って、無心でソフトクリームをほおばるBBA。ああ、幸せ。おいしいなー。
とても天気が好くて、日差しはまだまだ夏のそれではあるけれど、少し秋の気配がする青空が広がっていました。裏山のせみ時雨が心地いいBGM。
それなりの値段がしただけあって、通常のものよりも一回りは大きなものでした。それでも、あっという間に完食しました。
おいしいもの、好きなものをあっという間に食べちゃうと、胸がきゅんとしませんか? 満足感の後に来る、寂しくて悲しい気持ち。
でもね、その悲しい気持ちの正体に気が付いて、もっと悲しくなりました。
一人で一個のソフトクリームを食べたのって、いつぶりだろう?
ちょっと前に夫と出かけた時のことです。その時も、どこかのパーキングでご当地ソフトクリームを食べたんです。こういう時って、夫は一人一個は買いません。一個を私とシェアするんです。シェアといっても、
先に夫が大半を食べて、残りを私にくれる、という感じ
汚い話ですが、散々ベロベロして、コーンに乗っているアイスがほぼコーンの縁と平行な状態になったら、ようやく私に差し出すのです。ほら、って。
犬じゃあるまいし、大の大人にですよ
考えたら失礼な話です。
お金がないわけじゃないんです。一人で一個は食べきれない、と夫は勝手に思い込んでいて、もったいないから二人で一個しか買わないのです。
これはいろんな場面で同じことをします。屋台巡りをした時も、焼き鳥の串を一本しか買わないとか、たい焼きを一個しか買わないとか。そして大半を先に食べて、残りのカスを私に差し出すところまでいっしょ。
「どうして人数分、買わないのよ!」
一度、そう抗議したら、
「だっていろいろ食べたいじゃん。一人一個、買っていたら、いろいろ食べられないじゃん」
なんて言っていたな。
夫と一緒にいると、いつもそんなノリで、一人で一個のソフトクリームを食べるという当たり前のことを、もう何年もしていないことに気が付いて愕然としたのです。
いい大人が恥ずかしい。情けない。
なんだか涙が出てきました。誰もいないことをいいことに、ぐずぐずと泣いちゃいました。
だって涙が出ちゃう。女の子なんだもん♪
妻の、こんな当たり前の人権を平気で踏みにじるのが、モラハラ夫なのです。
てな感じで、今日、会社の同僚にこの話をしたら、
大笑いされました。
え、これって笑い話なの? どこが笑えるの?
そういえばチャプリンが言っていたな。
悲劇は喜劇である、と。