気がつけばもう3月。昨年の秋から今日にかけては、まるで

ゴーカートで最速でコーナーを曲がるコースにずっと乗っている

かのような激動の日々であった。

 

ただ、幸いにも「まずいこと」になったからというネガティブな

ものではなく、逆に順調であったことから、うまく乗り切れたの

かもしれない。

 

時々、ランナーズハイ、ダイエットハイ、と言われるように何かに

集中していて、アドレナリンのレベルが上がった際に、陶酔感や

恍惚感と共に、妙にエネルギーが湧くような感覚(高揚感?)を感じる

ことがあると言われるが、私の場合、仕事であれ、自分のことであれ、

自分がワクワクするようなことがあると、この「ナントカハイ」の

ような状態になり、睡眠や食事をとることを忘れたり、体力的に

極限的な状況であれ、妙な元気と気合いで乗り切ることができて

しまっている。

 

昨年秋以降は、出張が2-3週間に1度のサイクルで入っており、月に

よっては、1ヶ月の間に、3回アジアと北米を往復することもあるなど

無茶苦茶な生活を送っていたが、前述のような高揚感と達成感で

完全ハイになっていたのは事実だ。

 

ただ、もちろんこうした高揚感は継続してあるものではなく、これは

当然のように下火になることもある。

 

今回、このゴーカートで最速でコーナーを曲がる際に、自分の仕事や

出張に対する姿勢や出張の定義について省みざるを得ないような事件が

起きた。

 

幸い、クラッシュはしなかったが、正直これまで順調に速度を保ち

ながらカーブを曲がり切っていた中で、自分が全く想定していない

障害物が発生し、低速走行をする必要があり、途中では走るコースの

選択さえも間違ったのかと、思わず上司だけでなく、自分の部下にも

意見を聞いてしまった。

 
自分はかなりストイックなタイプで「仕事、出張とはこうあるべき」
という自分の定義にのっとり、誰に咎められるでもないながらも、
いわゆるズルをしたり手を抜くのが嫌で、出張中の時間の使い方も
そうだが、出張中の時間対応の仕方、経費精算などについても
自分の持つ常識に従いながら、きちんと For business と理由を
付けができるものでないと申請をしない。
 

ただ、今回、自分とはひとまわり半以上も年が離れた別の部署の

同僚と出張をし、これら自分が持っていた出張の定義や仕事観が
誤っていたのかと思うような言動を目の当たりにし、私がやった
ことが全て間違いで、それも彼らの言い分が正当であると毎日
横でなじられ、本当に参ってしまった。
 
出張中は私の考えが間違っていたのかと悶々としていたが、
その後出張精算を任せていた部下から「こういう申請はアリなのか、
あなたは事前に承認したのか」と困惑の表情で相談をされ、やっと
自分が抱いていたモヤモヤが自分だけでないとわかったのだ。
 
アメリカに来て、あまり歳の差は気にならないと思っていたし、
多国籍の同僚と一緒に仕事をする上でも、それほど大きな倫理観や
仕事観の違いを感じることはなかったが、ここに来て初めて
全く価値観が異なる人との仕事の難しさを感じさせらた。
 
平気で嘘をつく、自分を何とかして正当化するという意味では
もちろん自己保身として当然かもしれないが、これまで偶然
こうした人と直接やりとりがなかったことから、正直これらを
平然とやってのけ、かつ周りを傷つけても尚、自分を正当化する
姿勢にかなり驚いた。
 
ただ、夫や知人話しても、同僚の中には、必ずと言っていいほど、
自分たちが持つ価値観とは全く異なる感覚で仕事をし、会社の
システムを逆手に私欲に目がくらむ人も多いと聞く。
 
私は偶然これまで自分の仕事観とかけ離れた人と仕事の機会が
なかったため、これまで気がつくことがなかったのだが、
実は今回経験したようなことは決して珍しくはないようだ。
 
これを持ち、いかに自分の上司、部下を始め、直近で仕事をする
同僚たちが自分と似た仕事観、常識を持っているということに
感謝をしたのは言うまでもない。時々、自分が持っているものが
当たり前だと感じ、感謝が薄れることがあると聞くが、自分が
今持っている、価値観を共有できる仲間が側にいることの大事さ
を今更ながら噛み締めたものだ。
 
 

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