長野市の公園廃止の問題。

全国からクレーマー老人に対する批判が集まってるらしいが、

批判されるべきは行政だよ。

これは役所のずさんな初期対応が招いた結果だよ。

 

まず前提として、少子化が社会問題化してんだから子供大事にしろって話。

そう考えれば、「子供の声がうるさい」って言う老人はクレーマー認定でOK。

 

最初にそう認識できてれば、騒音測定器で測って

「騒音基準以下だから行政では何も出来ない」ってつっばねることが出来た。

それをちゃんと考えず、軽率にもクレームを右から左に流すように

 

児童館に静かに遊ぶよう指導

→静かに遊ぶなんて無理だから公園使わない

→使わないものに管理費や借地費払うの無駄だから廃止

なんて事になる。

 

子供の声が嫌いなら、今の時代子供のいない限界集落なんていくらでもあるぞ。

居住移転の自由は日本国憲法に定められた基本的人権の一つだよ。

 

某漫画家が公園の隣に居住してた経験からクレーマーに理解を示してるらしいけど、

だから引っ越ししたんでしょ。それが正解なんだよ。

クレームつけ続ける事に理解示すべきじゃない。

 

市長も他人面して「クレーマーに対する誹謗中傷を憂慮」とか言ってる場合じゃない。

結局は自分たちの初期対応のまずさを隠蔽するために

クレーマーを被害者に仕立て上げて目線をそらそうとしてるだけ。

このままだと長野市全域が限界集落化するぞ。

 

でも、これを老人vs子育て世代なんて世代間対立と思っちゃいけない。

普通の御老人たちは子どもを大切にしてくれる。

子どもが遊ぶ姿を温かい目で見守ってくれてる。

それを騒音だなんてクレームつけるのは本当に一部のクレーマー老人だけ。

 

この件は、そういうクレーマー老人と事なかれ主義の行政担当者が

誰も幸せにならない結果を引き起こしたって捉えるのが正解。

 

ていうか、やっぱ行政ってどうかしてるよ。

工場とか鉄道とか飛行機とかの騒音は騒音測定器で測って

基準以下だったら不介入を貫くくせに

子どもの遊び声は測りもせずに騒音認定するんだもんな。

 

結局文句言う面倒くさそうな相手には阿って

文句言わなさそうな相手にしわ寄せするもんなのかな。

 

マジで胸糞悪さしか残らないこのニュース。

まともな登場人物が少なすぎて悲しくなるわ。