ステーキにまつわる話
ステーキ、美味しそうです。
ステーキ(STEAK)。本来はビーフ・ステーキで、発祥はイギリス、ロンドンだと言われています。
「ステーキ(Steak)とは、肉 などを厚めに切って焼く料理 である。
狭義には、直火ではなく平らな鉄板の上にのせて焼くものを指す。」
(Wikipedia ステーキの項より)
サーモンなどもステーキと呼ばれていますね。
「ビーフ・ステーキ」は日本でも「ビフテキ」と呼ばれていました。(最近はあまり言いませんが)
実はフランス語でも「ビフテク」、イタリア語で「ビステッカ」、スペイン語で「ビステク」、ロシア語で
「ビーフシュテク」です。要するに全て英語が訛って発音されているだけのことで、こうしてみると
間違いなく「英語圏」が発祥だとわかりますね。
ところで、Wikipediaの説明ですが、これは日本で「ステーキ」と言えばこれでよいとは思いますが、
もう少し補足しましょう。
STEAK という英語は、元々は古ノルド語に由来するのです。
太字のSTは棒状のものを意味するそうで・・・
STICK(棒、杖など) STITCH(針の縫い目)なども同じです。
で、「STEAK」とは「串刺しの肉をあぶり焼きにしたもの」 が、本来のノルド語の
意味だそうです。串も棒状ですよね。
ということで、
ブラジルのシュラスコ料理や中東のケバブなどが古ノルド語のSTEAKなんです。
串であぶり焼きできるくらいの大きな肉の塊でなければ「ステーキ」ではありません。
鉄板の上に乗せただけで焼きあがるようなものは「ステーキ」ではなかったはずです。
最低でもこれくらいないとダメなんじゃないでしょうか。尤も私もここ数年こんなのは食べていませんが・・・。
本日はこのへんで。