パスタと麺にまつわる話-マカロニ篇 | 美味しいカイピリーニャはいかがですか?

パスタと麺にまつわる話-マカロニ篇

今回は「マカロニ」の話です。



我々日本人が通常「Macaroni(マカロニ)」と呼ぶのはこちらのタイプのパスタですね。穴が開いています。
「マカロニ」の語源はイタリア語の「Macheroni(マケローニ)」ですが、その本場イタリアでは必ずしも穴が
開いているわけではありません。「小麦粉を練って成型したもの」であれば全て「マケローニ」なんだそうです。



長さにも制限がないそうで、こんな長くて大きいのも「マカロニ」なのです。

ところで、その「マカロニ」の発祥なのですが、これが全くわかっていないのです。
文献上では、14世紀後半のイタリアのジェノバの公証人の記録に「Macheroniを遺産とする」という文章が
あったそうですが、まあ当時はそれなりに「金目のモノ」だったのでしょうね。
だからと言って、それでジェノバが発祥とはならないわけで、西アジア説や中国からマルコポーロが持って
きただとか、いろんな説があるのです。(もっともマルコポーロ説はニューヨークのイタリア系新聞の作り話
だとあとでわかったのですが)
いずれにしても、今日我々が言うところの「マカロニ(穴あきの形状)」というのは、17世紀以降だというのが
専門家の定説になっているそうですから、それほど古い歴史では無さそうです。



私が好きな食べ方はトマトソースをベースに野菜やエビなどを入れたものかクリームソースと焼いた
グラタンです。だいたい日本人は私と同じか、あとは「マカロニサラダ」という食べ方が一般的でしょう。


肉類の付け合せもいいですね。


で、全く美味しくなかったのは、香港のマカロニメニュー。ふやけていて食感もあまり良くないのですが、
どうも香港ではこんな料理になってしまうようで、これは要注意です。(香港では普通に中華料理を食べれば
いいわけですが)

そういえば、1960年代後半から70年代にかけて「マカロニ・ウェスタン」という「イタリア製西部劇」が流行り
ました。


「夕陽のガンマン」「荒野の用心棒」など日本でもかなりヒットしました。
クリント・イーストウッドやジュリアーノ・ジェンマらが一躍スターに。

これって、ご本家のアメリカでは「スパゲティー・ムービー」と言われていたそうですが、
日本では「スパゲティ」では細くて弱々しいからという理由で「マカロニ」になったそうです。
名付け親はこの方だそうです。



ということで、本日はこのへんで。「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」

また次回をお楽しみに!