コメ料理にまつわる話 | 美味しいカイピリーニャはいかがですか?

コメ料理にまつわる話

今回からは「コメ料理」についてのお話です。

2004年が「国際コメ年」だったことご存知の方は少ないのではないでしょうか。
国連とFAOが主導して、ごはん食の普及を国際的な規模で進めていこうということで
様々なイベントが開催されました。

日本は稲作については2000年を超える歴史があり、美味しいおコメを作る技術も
長い年月のなかで蓄積してきました。やはり、「ごはん食」と言えば日本の食文化の
中心です。



うに・いくら丼。こういう海産物を乗せただけでも美味しく食べられますよね。



親子丼も大好きです。

今、食べたいものを挙げてみただけですが、「ドンブリ飯」というのがいいなぁ。
いずれにしてもごはんは炊くだけ、特に味付けをしないわけですから、いろいろな具を乗せたところで
主役が「ごはん」であることに間違いはないでしょう。

そこで、今回から数回にわたって、海外のコメ料理を見ていきたいと思います。





PAELLA(パエーリャ)です。スペイン料理の代表的なものですね。
各家庭によっていろいろな作り方があります。日曜日や祝祭日にみんなで集まったときに昼食として
供されることが多いそうです。

ただ、「コメ」はヨーロッパでは、野菜のような扱いで、主食ではありません。ですから、パンといっしょに
食べられることもあります。



サフランの花。アラビア医学では薬草とされていました。地中海沿岸が原産です。



こちらがサフランのめしべ。この部分を水で溶かして、乾燥させると「サフラン粉」が出来ます。
この「黄色」の色づけがパエーリャの特徴です。
よく魚介類のものを見かけますが、同じスペインでもバレンシア地方のものは、魚介類を加え
ません。うさぎの肉を入れるのが伝統的なものとなっています。

実はこのパエーリャ、今でこそ「スペイン料理」として、本国やポルトガル、旧植民地の中南米など
かなり広い地域で作られていますが、本来は「アラブ料理」だったのです。

8世紀から15世紀にかけて、イスラム教徒に占拠されていた歴史があります。そのイスラム
文化が食文化にも影響を及ぼしているのです。

「サフラン」や「コメ」を使った料理というのは、いかにもアラブ料理ですよね。

料理の起源というのも調べていくと面白いものです。

本日はこのへんで。次回をお楽しみに!