ポテトにまつわる話(その3) | 美味しいカイピリーニャはいかがですか?

ポテトにまつわる話(その3)



一面のじゃがいも畑です。欧米では大規模に栽培する農家が多いですね。



じゃがいもの花 

本日もじゃがいもの歴史にまつわるお話です。

そもそも表題を「ポテト」としておりますが、「POTATO」は英語です。
本来の輸入元スペインでは「PATATA(パタタ)」でしたから、それが
なまったものなのですね。
実はイギリスでは、当初「POTATO」と言えば、「サツマイモ」のことでした。
「ジャガイモ」は「VIRGINIA POTATO」だったんです。
歴史的には、「サツマイモ」は15世紀末には西インド諸島やカリブから
イギリスに伝わっていましたから、「ジャガイモ」は100年ほど遅れていた
のです。それがいつからか、サツマイモは「SWEET POTATO」と呼ぶ
ようになり、ジャガイモが「POTATO」と呼ばれるようになったそうです。
「ジャガイモ」が一般的に普及したことが理由だと思います。













今日では、世界中に広まりました。主食としている国もあります。
上の写真のように料理方法にはいろいろなものがありますねぇ。

ジャガイモは、穀物に代わる澱粉食として、ヨーロッパ北部の
寒冷地の飢餓を幾たびか救うことにもなりました。

しかし、そのジャガイモでさえ、1845年のアイルランドの大飢饉の
ときには、「立ち枯れ病」でほぼ全滅。
100万人もの人が餓死したという記録があります。
そのアイルランドを離れてアメリカやカナダに向かう人たちがいました。

現在、アメリカにいるアイルランド系の人たちは全人口の約20%と
言われています。その方々の殆どはこの飢饉を逃れて新天地に
向かった移民の末裔です。
その移民たちの4代のちには、合衆国大統領も生まれました。
誰だかわかりますか?
あのジョン・F・ケネディです。

<参考文献: 「食の世界地図」21世紀研究会編(文春新書)>

最後はHAPPY ENDで終わりましょう。


ハート形ポテトでした。かわいい!

*本日の画像はクリックにて拡大してご覧頂けます。