2024年4月18日に亡くなった、オールマン・ブラザース・バンドの元ギタリスト=ディッキー・ベッツ。1969年のデビュー以降、同じギタリストでリーダー的存在だったデュアン・オールマンとのツインギターで一世を風靡。1971年にそのデュアンがバイク事故で急逝。その後はバンドが解散再結成を繰り返す中、2000年に脱退するまで長きにわたってバンドを支え続けた。
このアルバムはデュアン存命中の1971年に制作が開始され、はからずしも追悼作となってしまった。デュアン参加作を含むレイドバックしたスタジオでの新曲と、「フィルモア・イースト」で収録されたライヴ・ジャムで構成。レコード時代は2枚組だった。シングルカットされた「Ain't Wastin' Time No More 」や「Little Martha」がヒットしたこともあって、バンドにとって初のトップ10入りを果たし全米チャート最高4位に達した。
1.Ain't Wastin' Time No More
2. Brers in A Minor, Les
3. Melissa
4. Mountain Jam
5. One Way Out
6. Trouble No More
7. Stand Back
8.Blue Sky
9. Little Martha