1981年にリリースされた「スクイーズ」の4作目のオリジナルアルバム。 前作『 アージー・バージー」の レコーディング終了後にオリジナルメンバーだったキーボードのジュールズ・ホランドが脱退。その後任としてポール・カラックが迎えられた。
この加入は大正解で、とくに3曲目の「テンプテッド」では、ポールのヴォーカルを大フューチャー。シングルとしてもリリースされ、 全米8位となる大ヒットとなった
1. In Quintessence
2. Someone Else's Heart
3. Tempted
4. Piccadilly
5. There's No Tomorrow
6. Heaven
7. Woman's Worldv
8. Is That Love?
9. F-Hole
10. Labelled with Love
11.Someone Else's Bell
12.Mumbo Jumbo
13.Vanity Fair
14.Messed Around
アルバムのプロデュースは、デイヴ・エドモンズが担当した1曲目の「イン・クインテセンス」をのぞいて、エルヴィス・コステロが担当。前述の「テンプテッド」に加えて、「イズ・ザット・ラブ」と「ラベルド・ウィズ・ラブ(全英4位)」の3作がシングルカットされどれもがチャートイン。アルバムも最高19位となり、その時点で最も好セールスを記録したこともあって、現在でも彼らの代表作のひとつとなっている。
結局、ポールはこのアルバムのみで脱退(1994年に一時復帰するもすぐにまた脱退)。しかしこの参加がその後のキャリアに残した影響はとても大きなものだと思われる。