ギターマガジン4月号がどこも完売。
雑誌なので重版はされないから、
今後は中古市場などで高騰する見込みなのだそう。
しかし数年前からブームになっている、
「シティ・ポップ」っていうのが、
個人的にはいまいちよくわからない。
この曲のオリジナルバージョンが収録された、
鈴木茂さんのアルバム『バンドワゴン』のリリースが1975年。
「シュガーベイブ」が結成されたのは1973年で、
シングル『ダウンタウン』と
アルバム『シュガーベイブ』のリリースが1975年。
「ティンパンアレイ」の活動開始や、
荒井由実(松任谷由実)さん、
吉田美奈子さんなどがデビューしたのが1973年なので、
このあたりが始まりといえるだろう。
しかし当時はいわゆる歌謡曲の全盛時代で、
とくに「シュガーベイブ」はまったく売れなかった。
さらにその後に続いた人やバンドが思いつかない。
解散した「シュガーベイブ」からソロになった、
山下達郎さんや大貫妙子さん、村松邦夫ぐらい。
1980年代に入ってからも、
門松敏生さんの名前が思いつく程度。
「シティ・ポップ」なるものは存在しなかったも等しい。
それが40年以上の時を経た今になって
注目されるようになった背景には、
流行りのJ-POPではもの足りない人たちが
少なからず存在するということなのだろう。
ところが「シティ・ポップが好きで影響をうけました」
と語る若い人たちのサウンドはしっかりとJ-POPで、
なんかちょっと違和感を覚える。
金儲けを企む大人の思惑がちらほらするのね。
まあブームなんていつの時代でもそんなものなのだろう。
「シティ・ポップ」って
結局のところなんだかよくわからないけれど、
若い人たちはブームなんかに振り回されないで欲しいなあと。
などというオッさんのグチでした(笑)。
