入手困難でプレミアがついていた、
「村八分」最初期のスタジオレコーディング音源が、
5月16日にCDで再発される。
「日本語のロック」=「はっぴいえんど」
というのが通説なのだけれど、
今回の再発を機に同時期に活動していた「村八分」の存在も、
ぜひ多くの人に知ってほしい。
でも曲を聴いてもらえばわかると思うが、
「はっぴいえんど」でさえ異端であった時代に、
こんなものが一般受けするわけがない(笑)。
まあ実質的なリーダーであった山口冨士夫さんは、
GSバンド時代にザ・芸能界で辛酸を味わったこともあって、
商業的な成功にはまったく興味がなかったそう。
といっても「村八分」については、
曲は聴いていてもバンドに関しては知らなかったので、
図書館で『村八分』と『山口冨士夫 天国のひまつぶし』の
2冊を借りてきて読んだ。
いくらそんな時代だったからとはいえ、
はっきりいってその活動も日常もはちゃめちゃ。
良い子でなくてもマネしたらあかんヤツや(笑)。
でもだからこそのビートでありグルーブなのだと考えると、
チャー坊こと柴田和志さんと
山口冨士夫さんの出会いから生まれた「村八分」の音楽も、
その輝きは一瞬ではあったけれど、
ロックの神様からのプレゼントなのかもしれない。
「村八分」というとライブアルバムが有名なのだが、
たしかに鬼気迫るものはあるものの演奏も音質もヒドイくて、
いまいち全容がつかめない。
このアルバムに収録されているのは、
最初期の音源で後期の迫力こそないけれど、
音楽的にはいちばんまとまっているものであり、
バンド「村八分」の魅力を知るには絶好。
ジャンルを問わず、
やっぱり必要なのは知識やテクニックだけではないよね。
なんか久しぶりにココロが震えるあの感じを思い出した。
生きていくっていろいろとタイヘンだけれど、
頑張っていきましょう♫
村八分『くたびれて』



