かつて、これほどに大掛かりな智誕生会はあっただろうか。いや、ない。
少なくてもワタクシの人生で初にお目にかかるほどの大掛かりな誕生祭があの日開催された

それもひっそりと水面下で動くヲタ達の努力と愛の結晶と言っていい程の素晴らしい会だった。
ワタクシのヲタ相方「み」さんが我家を訪ねて来たのは記憶に新しい。
その頃から、この誕生祭は凄いものになる方向に動きだしていた。
ワタクシの家に来たからには...と
お手製「ミラーマン」を着用して堪能していた「み」様。
参考写真

お気に召した「み」様はこのミラーマンを鎌倉に持って帰る事になりまして、解体梱包作業をしてスーツケースに入れて飛行機に乗って帰りました。X-線を無事通過できたのが不思議です。
怪しすぎるだろ!その中身

この頃、ワタクシが急遽、お仕事と飛行機の都合がつき、鎌倉で「み」さんが主催する智君誕生祭に行けることになりました。
俄然張り切る「み」様。
このお誕生祭に参加する予定の
赤担Sちゃん、紫担Kちゃんにはワタクシの登場を秘密にする事にあいなりました。
そして25日未明、「み」様からワタクシに下されたミッション
以下、メールの原文です↓
でね、でね。私、考えたんだけどね。
○○○(←ワタシ)さんがピンポーンってくるじゃない?
うちリビングから玄関の間にドアがあるから見えないんだ。
あ、アマゾン届いた♪ か何か言って
ちょっと時間かかるけど、玄関でミラーマンつけて登場する★ってのはどーですか?
(遠くまで来たのに、着くなり休ませてももらえない。。。笑)
ミラーマンになる という とんでもない事にあいなりました。
光栄です。ええ。なでしこジャパンの一員になったかのような気分です。(ま・ち・が・え・て・る)
ここからは毎日、頭の中でミラーマン着用イメトレです。
一体全体どんな所で着用する事になるのでしょうか。聞けば、そこは閑静な住宅街だと言うじゃないですか。またもやワタクシ「連行」される恐怖に打ち勝たなければ行けません。自分に、何度もこの恐怖に打ち勝って来たじゃないの!とコレまでの自らの珍行を言い聞かせるも説得力


やりますとも!だって、
そこに ミラーマン があるのだから。。
そう、鼓舞して向った鎌倉。←真剣かっ

ついに誕生祭の朝を迎えた。朝6時に家を飛び出し、都内で所用をすませ湘南新宿ラインへ乗り込むやいなや、再び襲いかかる吐き気にも似た緊張感!
こんな自分がうまく ミラーマンになれるのか そんな重責にお腹が痛くなり
何度も途中下車
しようか迷う場面も。(因にこの時既に誕生祭は始まっている)そんな時、仕掛人の「み」様から

ドキドキして吐きそうです
同じ気持ちの人がここにいた。そう、泣いても喚いてもやるっきゃないんです(そうなのか?)
無事たどり着いた駅から地図を片手に歩いて向った。余りにも上手な地図のお陰で迷う事無く無事にたどり着いた。そして、その家と思われる玄関に。
あった。 畳まれてある銀色の物体。そう。。。そ、れ、は
ミラーマン
待て
思ったよりも目の前の家との距離が近いじゃないか!向かい側にはアパートが。そのアパートの全ての窓がコッチを向いている。更に更に、数メートル先には小学生の子供が犬と遊んでいるじゃないかっ!アタシがミラーマンってバレたらどうなっちゃうんだろう。
ここに来て再び襲いかかる恐怖。
大丈夫。落ち着いて。自分。
幸運にも目の前に大きめの車が停まっていた。この車と家の壁の間で全てを敢行することにした。
上着を脱ぎ、スーツケースを壁際に寄せる。そして鞄から北国から持って来た透明テープを取り出し、ビニールの音をガサガサさせないようそっと袋から取り出したミラーマン。
まずは頭から。小さいパーツから立体化させていきます。この時点で誰かが見ていて何か聞かれても「工作を作っていると言えば良い」そんな思いを胸に、震える手で着々と作業は進む。
続いて足に巻き付けるシルバーの布。
これを自らの足に巻いている時点で先ほどの「工作だ」という理由は通用しなくなってきた。
「仮想大会の練習」という事に決めた(あまりの恐怖にいちいち、誰かに見られたら、聞かれたら、連行されそうになったら・・・のシチュエーションを想像して言い訳を考えてしまう)
さぁ。足元はできた。次は胴体。胴体を着ると足を屈伸できなくなる構造だ。
必要なものは出来るだけしゃがまなくても取れるところにセッティングしなければならない。
胴体の左肩はテープで止めるのだ。これは通常、他人にやってもらうのだが、今日はそういう訳に行かない。だから、テープを適度な長さで切り「み」様の自宅の壁に一時的に張り付けてから着た。
上手く行った。続いては腕。
腕は着用した時点で肘が曲げられない。
これは死角だった。曲げられない真っすぐ伸びた腕で頭部を持つ事は出来たが自分の頭に被せられないじゃないかっ!
俄然焦るmoppi-ko
考えろ!出来るはずだ!!
ピッ。ピッ、ピッピピピピピピ moppi-ko.com
名案が浮かんだ。
まず、腕を外し、自由な状態に戻って
頭部を自分の頭の高さの壁まで持ち上げ壁に押さえつけた。
その前に自分が立ち、家の外壁と自分でミラーマンの頭部を挟む格好だ。
そして壁に立てかけた腕部分に腕をつっこみ、高らかに腕をあげる事により重力で肩まで落とす。
これを両方やる。何度も言うが、この時、壁と後頭部の間にミラーマンの頭を挟んだままだ。
なかなかのテクニックが必要。
やっとの思いでここまで成功。
あらかじめスーツケースの上に用意してあった携帯のメール
「これからピンポン。襲撃します」の犯行予告メールを「み」様宛に送信ボタンを押す。
そこからが、最後。
どうにか頭を自分に被せなきゃいけない。
想像してみて。あなただったらどうする?
もうね、ヘディングみたいな感じで壁から離れたとたんに、ひょいっと頭を低くして落ちてくる頭部に頭を入れるという作戦ですよ。決死の覚悟でこんなチャレンジをしています(何度もいいますが、これ1人です)
これが、見事に成功

「なでしこ」と呼んで頂いて構いません。この瞬間
鎌倉に ミラーマンがやってきたのだ。
ドキドキしながらピンポンを押す。
はーーーい!!
きゃっきゃした声が一緒に玄関に近づいてくる。
ドアが開いた。
笑い放題の「み」様

そして、
ぽっかーーーーーーーーーーーーーーーーーん
とフリーズするS嬢&K姫状況が飲み込めない2人をよそに
もう、早く脱ぎたいワタシ。頭外して!!
遂にギブ。
てってれぇ~



大
成
功この後もお二人は状況が理解できるまで暫しフリーズし続け、泣きそうになっていたのでした。
実験結果!人ッテ、びっくりすると、固まるんだね。
勉強になったねーーーーー


さんざん、びっくりさせられた姫とお嬢は、
「いいんですか?」と、いいつつもミラーマンになった途端にやりたい放題

対面キッチンから出没してみたり
ドアからこっちを覗いてみたり
非常に楽しんで頂けたようで。光栄です。
ここまでで私の責務を全うできた気が致しました。
この後の誕生祭本編はその2で振り返りたいと思います。


