やんぬるかな -15ページ目

足るを知る

 無条件で他人が持っているものを分け与えろって唱える人って、自分が持つ方の立場になったらもたざる人たちに無条件で分け与えることはできるのかなって思う
 無数のジャイアンが闊歩していて気持ち悪くなる時がある

いいこと聞いた

 年をとってから年月が経つのを早く感じるようになるのは、年々感動が薄れていくからだという考え方があるそうだ
 それならば、どんどん感動をしていけば時間の流れが遅く感じられるということではないか

真似事ゲーム

 それがゲームにしか思えないぐらい質の悪い現実
 始まりがいつかなんて思い出せないから終わりも来ないんだろう

そんな餌で俺様が釣られクマ―

ギムッテバカラシイ

ショードーハウツクシイ

コレクター

 手に入れたって、さしたる達成感もない
 喪失感の方が大きくのしかかる

 触れられない収集品を並べ続けているようなものなのに
 それをやめられないのは何故なんだろう

call &

「おまえ、結婚したんだろうにこんなところにいていいのか」
「オレの奥さんって、ボランティア活動には寛容なんすよ」
「ボランティアをしてるのはこっちの気もするがな」
「普通、先輩は割り勘せずに奢ってくれるもんすよ」
「普通、後輩は先輩に対して、そう露骨に皮肉を言ったりしないもんだよ」
「それはそうと、オレ、最近大変なことに気づいたんすよ」
「また聞かなくても説明してくれるパターンのやつだろ」
「周囲からどう見ても悩みなさそうなやつでも悩み抱えんてるんすよ
これってミゾーノキキってやつじゃないっすか」
「お前何歳だったっけか」
「どういう意味っすか」
「大抵の人間は、お前より若い頃にそれに気づいてるんだよ」
「先輩もそうなんすか」
「お前っていういい教材が早々に見つかったからな」



 この上もない断絶の瞬間に限って
 どうしようもないつながりを感じられるのは何故だろう

 理屈でも屁理屈でもなんだっていいか
 何度目かの終わりを楽しむでもなく


 自分だけが苦しんでる、自分だけが劣ってるって
 特別視したって何も始まるわけでもなく

 お粗末な現状維持
 瑣末な感情のみ





 ●参考リンク
 less
 less and less
 at last
 Res

Everything's never gonna be alright

 何故いつも全てがうまくいっていないんだ

言葉

 表情を伝えられないもどかしさ
 この上もない感動をしたということを言葉に出来ないもどかしさ

 熟慮の結果、お互い無口になった
 お互い、他人のようになった

one sweet day

 間違って早起きしてしまったのを
 無駄だと思うのか時間を有効活用できたと思うかは

 自分次第だ、残念ながら楽観主義者ではない
 悔いながら、日課を片づける

 偉い人が通るらしい、急いでないけど
 苛立ってる人を観察してたのはそういうことなんだろう

 こういう日なんだろうと覚悟に決めた
 というよりは諦めた、日めくりの


 周囲が嘆息だらけに慣れたけど
 異常に慣れたくはないんだ

 少数の悪意が全体を疲弊させて
 その少数が勘違いをする

 天下をとったような有頂天
 神輿に担がれていたともしらず 

 かくして善意を信じなくなった人間ができあがり
 愚かすぎる自業自得な結末だ