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 このエントリを読んで「デクスター(日本でのテレビ放映時は「デクスター 警察官は殺人鬼」)」というドラマを思い出した
デクスター シーズン1<トク選BOX> [DVD]
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 「デクスター」は、殺人衝動を持つ主人公・デクスターが、その衝動を逆手に取って、警察職員となり、悪人たちを殺していくという、ストーリーだけ書けばちょっとイロモノっぽい内容なんだけど、自分が見たドラマの中でもかなり上質なシリーズだった

 ストーリーは常にデクスターの内部での殺人衝動(デクスターはそれを「Dark Passenger」と呼ぶ)と良心との相克とともに進行し、常人を装って生活することの違和感に満ち満ちているのだが、その違和感に非常に共感していた
 自分は彼のような実際に人を殺すまでの殺人衝動を抱いたこともないが、誰だって人にはいえない仄暗い部分を抱えているし、それを隠すように生き、自分の本質とそれを隠している仮面との違和感に悩まされている

 リンクしたエントリの本筋とはちょっとズレてるかもしれないけど、自分が嘘をついて生きているのに他人がそうじゃないと思ったりするのは無邪気ではあるなと思う