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Studio calcio!!

観戦したサッカーの感想等をまとめた、自分のサッカー勉強メモ。

実況ツイートは
テレビ観戦中につぶやいたことをコピペしたものです。

※好きなサッカーチーム
FC東京 ユベントス

ナポリ-チェルシー

3-1

得点者

ナポリ:ラベッシ2,カバーニ

チェルシー:マタ



メンバー


ナポリ

デ・サンクティス

カンナバーロ

カンパニャーロ

アロニカ

インレル

ガルガーノ

マッジョ

スニガ

ハムシク→パンデフ

ラベッシ→ジェマイリ

カバーニ


チェルシー

チェフ

ケイヒル

ダビド・ルイス

イバノヴィッチ

ボジングワ→アシュリー・コール

ラミレス

ラウール・メイレレス→エッシェン

マタ

スターリッジ

マルダ→ランパード

ドログバ



実況ツイート

試合前

・ナポリ-チェルシー観戦。ナポリはホームでどんな戦いをするか。攻撃のトリデンテはもちろんのこと、守備に関しての組織は他にもひけをとらないはず。カンパニャーロがしっかり帰ってきたのは大きい。監督不在をはねのけられるか?

0-1

・ナポリがプラン通りに進めていたなか、カンナバーロがクリアミスしたところをマタがしっかり決めて先制。もう一回テンションをあげ直してプレーができるか…。ナポリがしていけないのは簡単に横パスをかっさらわれること。

1-1

・カバーニからボールを受け取った、ラベッシがゴールのコースを作るドリブルを仕掛け、そのままシュートを沈め同点。ドリブルに関してはほとんど誰も止められていない、ラベッシが結果を残しナポリはまたギアが入るか

2-1

・右サイドでボール交換しながら、インレルへとボールをつける。そこからファーへとクロス。走り込んでいたカバーニが押し込み逆転。チェルシーは前線の3人のコンビネーションを全く捕まえきれていない印象。

ハーフタイム

・前半終了。ナポリはカンナバーロのミス以外は、ほぼプラン通りと言っていい内容かと思われる。チェルシーの中盤は、カバーニとラベッシの動きだしや位置どりを捕まえ切れないまま、崩されているように思える。このままの展開なら、もう何点か取りたいが…。とにかく勝ちにこだわって欲しいとは思うが。

3-1

・チェルシーがシンプルな攻撃でペースを掴むなか、カンパニャーロのロングボールをカバーニがおさめて、ラベッシへとパス。冷静に決めてゴール。セカンドレグへの貯金も作れるか。やはり、カバーニとラベッシへの対応が甘い印象。

試合終了後

・ナポリの勝利。ほぼナポリのプラン通り。終始、前線の選手をとらえられず、やりたいようにやられていたチェルシー。対して、1対1の対応をしっかりし、正確に前線への選手へつなぐというタスクをしっかりこなしたナポリの守備陣。戦術、選手個々の局面でナポリが上回った印象。セリエ2勝目!

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観戦後感想


ナポリのプラン通りの展開

ナポリのプランはポゼッションをある程度相手に渡し、しっかりとした守備をして奪ったボールを簡単に、前線のカバーニやラベッシ、ハムシクに預けてカウンターに持ち込むという形。この試合ではハムシクはやや下がり目で守備をケアしていたが、おおまかな流れは変わらず。流れが止まってしまったら、左右のアウトサイドから攻め上がり、中のカバーニやラベッシにつなぐといった形。

ナポリはこのプラン通りに試合を進めることになる。カバーニやラベッシは中央に固まることなく、少しサイドに流れたり、DFラインとボランチの間で受けたり、その位置から前線へ抜け出す動きなどしてボールを受ける動きをしてボールを引き出していた。そういった動きにチェルシーの守備陣はまったく付いていけてなかった。

ナポリはDFラインのロングボールをカバーニに合わせて、簡単に攻撃をしかけていく場面を見せており、ポゼッションこそ相手にあったがペースはナポリにあるという状態が続いていた。

またラベッシの中盤から始める、ドリブルに関しては、誰も止めることができないと思わせるほどキレており、ここも大きな武器となっていた。

この2人を自由にさせすぎたチェルシーは、危険な場面を作られていた。


チェルシーの流れを引き戻す唯一のチャンス

試合全体を見て、チェルシーが流れをつかむチャンスは、得点からの時間が唯一だったかと思える。もちろん選手の交代とか、戦術の変更で変えられたかもしれないが、あのままの戦術、選手起用であったら、この機会であったように思える。

得点シーンは、スターリッジの中へのクロスをカンナバーロがクリアミスをし、そのボールをマタが直接ゴールをしたというもの。

相手のミスから得点をし、ドログバも「守備をしっかり」といったように、落ち着いて試合を支配すれば、少なくとも、前半の2失点はなかったかもしれない。

ポゼッションをしっかり持って、相手ブロックの隙をうかがって、リスクを負わないように攻撃を仕掛けていけばよかったように思える。

それでもチェルシーは強引なボールをドログバに当て続けた。もちろんどんなラフなボールでも自分の支配下においてシュートに持ち込むだけの、能力をドログバが持っていることは間違いない。ただ、カンナバーロ率いるナポリ3バック相手にそこまで確率が高い選択肢でないのも確か。

チェルシーは相変わらず、2人をとらえられていなかった。ロングボールでやられる場面もあるし、ラベッシのドリブルで切り裂かれる可能性も含んでいた。

チェルシーとしては簡単にボールをナポリに渡すこと自体が危険な行為だったと思える。

ただ、ドログバへとボールを預ける場面はともかく、サイドは1対1で、負ける場面が多かった。

これに、引きずられるように、中盤でのボール奪取も増えるようになった。ナポリのガルガーノにボールを奪われ、そのまま攻撃参加を許して、よりよい状態で、カバーニやラベッシにボールが渡るようになり、より失点の可能性を増やしていった。


チャンスをしっかり決める決定力

カバーニやラベッシのポジショニングや飛び出しで確実にチャンスを作っていたナポリ。

そこで決められるか、決められないかが試合の大勢を決めるが、この試合のナポリには、決定力も備わっていた。ラベッシのドリブルからのシュート、カバーニのクロスからのシュートともに自分の得意な形から正確に決めた。チェルシーという強豪相手にも、自分の得意なエリアや形では誰にも負けない個の力も見えた。もちろんそこを引き出すチームとしての戦術があることは言うまでもないが。

ただずっと述べてる通り、チェルシーがあまりにも自由にさせすぎた。

1点目は、まずは、ラベッシにボールが入った時点で、マークがはっきりしていなかったし、その後はカバーニの動きだしにみんな釣りだされ、ほぼノープレッシャーのままラベッシにボールを運ばれていた。もちろんシュートにもプレッシャーがかかってなかった。

2点目も、右で簡単に作られ、インレルにはノープレッシャーでクロスを上げられる。カバーニの斜めから飛び込んでくる動きに、ケイヒルは完全に裏を取られた形。

ドログバの叫びもむなしく簡単に守備を引き裂かれてしまう。


後半になっても変わらない大勢

後半になっても、構図は変わらず。というより、失点したチェルシーは前に出てくるしかなく、構図が変わる要素がなかったと言える。

ただ、やり方を変えなかったのが問題。やはりドログバのポストからどうにかするという形しか見られなかった。

中盤での1対1もほぼナポリディフェンスに軍配が上がっていた。

そういった状況で、ナポリのカウンターを受けないわけがない。カンパニャーロのフィードにルイスを引きはがしながら反応したカバーニが中にいるラベッシにラストパス。ラベッシは冷静に決めた。

やはりこの2人を捕まえ切れない、チェルシーディフェンスのもろさを露呈した。

これで試合はほぼナポリのものになった。完全なるナポリのプラン通りになにもかも進んだような試合だと感じた。ただカンナバーロのミス以外は…。


メイレレスの起用の意図は?

この試合はトーレスではなく、ドログバを起用した。トーレスは中盤に降りてきてパス交換をすることや、裏への飛び出しを得意としており。中盤で細かいパスをしながら攻める戦術で活きるタイプである。

対して、ドログバは、ラフなロングボールも収めることができるし、どんな体勢からでもシュートを打つことができるFWであり、どちらかというと、サイドから速攻で攻めてクロスをあげてもらったり、カウンターでロングボールをもらう戦いの方が向いているタイプである。

何度も書いている通り、この試合はドログバを起用した。

このことにより、FWのタイプだけを見れば、大味なカウンター狙いのサッカーがセオリーであった。そして、左右のマルダとスターリッジもこれに呼応出来る選手であった。

対して、中盤のそこにはメイレレスとラミレスが起用されていた。この2人、特にメイレレスは、中盤でポゼッションをもつ展開で光るタイプである。ここのミスマッチでチェルシーの戦い方チグハグになった印象であった。

中盤で回しながら、いきなりドログバにポストを当てるといった妙な展開はしっかり守ったナポリにとって脅威になったのか?答えは結果が示した通りであろう。サイドからの攻撃をもっと絡めて、スターリッジやマルダを使った方がいやだったのではないか。

そして、メイレレス起用の弊害は守備でも起きていた。もともと守備に長があるタイプではない。やはりこの試合でも、ハムシクやカバーニにポジショニングを取られていたし、ラベッシのドリブルを止められなかった。

このような戦い方になるんであれば、はじめからエッシェンを使う方が統一されたイメージで戦うことができたと感じる。

試合の流れが決まり切って、ナポリがリスクを負わなくなってからのランパード、エッシェンの投入はタイミングが遅かったのかもしれない。


ロンドンに向けて

完全にホームの歓声を背に調子づいたナポリ、2ndレグはもちろん、自慢の守備を活かしていかに無失点の時間を長く作るかがカギになってくるのは間違いない。

早めの失点で自分たちの焦りを引き起こしてしまうのは間違いないのだから。

チェルシーがどのような手を打ってくるのかは分からないが、今日のような守備とキレのある速攻があれば次のステージにいけることは間違いない。期待して見てみよう。