ウディネーゼ-ミラン
1-2
得点者
ウディネーゼ:ディナターレ
ミラン:マキシ・ロペス,エル・シャーラウィ
メンバー
ウディネーゼ
ハンダノヴィッチ
ベナティア
ダニーロ
ドミッツィ
パツィエンツァ→トルジェ
イスラ→パスクアーレ
ジェルソン・エルナンデス
バスタ
アルメロ
アブディ
ディナターレ→フローロ・フローレス
ミラン
アメーリア
メクセス
チアゴ・シウバ
アバーテ
メスバー
アンブロジーニ
エマニュエルソン
ノチェリーノ→マキシ・ロペス
セードルフ
ロビーニョ→ボネーラ
エル・シャーラウィ
実況ツイート
試合前
ウディネーゼ-ミラン。セリエのスクデット争いをうらなうゲーム。ミランはイブラヒモビッチ、ファン・ボメルを欠いてどう戦うか? ウディネーゼはしっかり守って、ディナターレに持ち込む自分たちの展開に持っていきたい。ホームでしっかり勝ちたい。
1-0
ウディネーゼのしっかりした守備ブロックの前に手を焼いているなか、ウディネーゼの中央からのシンプルなワンツーで崩して、ディナターレのゴール。ミランは本当に淡白にやられた印象。ビハインドのミランがどこまでリスクをおかして攻めれるか?
ハーフタイム
前半終了。ウディネーゼの守備を崩せないミランはどうするのか? 3人目の動きがほとんど見られず。ロビーニョの動きも連動しない。セードルフのアイデアしかパターンがない感じ。センターハーフとサイドバックでサイドを突くとか、2トップが絡むとかしたら新しい展開があるかと思うのだが…
後半途中
エル・シャーラウィがサイドに流れてサイドを崩していく展開、ロビーニョが少し下がってサイドチェンジを使う展開など、パターンを増やしていくが、根本的には問題は解消できない。サイドを作って誰がどう決めるかのイメージが見えてこない。センターハーフの使い方がさっきから言ってるように気になる
1-1
コーナーキックからエマニュエルソンが前を向き、スピードアップ。左に流れたエル・シャーラウィにパス。シャーラウィはシュート性のクロス。キーパーが弾いたところをマキシ・ロペスが決めて同点。展開が面白くなってきた。
1-2
簡単にディフェンスラインの裏を取ったマキシ・ロペスからのクロスをエル・シャーラウィが決めてミランが逆転。ウディネーゼとしては、これまで全く見られなかった形で崩されそのワンチャンスで決められた。勝ち点1でいいのか勝ち点3ほしいのか。曖昧になった所をつかれた印象。
試合終了後
ミランの逆転勝利で終了。負け試合の展開の中、逆転に持ち込んだことは流石。マキシが入って流れは良くなった。イブラ不在の乗り切り方の一つを見つけたか。ただ、2点ともカウンターから。根本的な課題は解消されていない。CLでアーセナルとの戦いで、決められる前に決めれるか?見ものです。
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観戦後感想
ミランは予想通りイブラヒモビッチとファン・ボメルの不在が響いた内容であった。
簡単にロングボールを当てることができない。アンカーでボールを散らすこともできない。エマニュエルソンやセードルフがアンカーの位置まで下がってきたり、チアゴ・シウバがなんとかしようとする場面が多く見られた。しかしそれが有効な手になったシーンは見られなかった。
ロビーニョは右のスペースに顔を出したり、トップ下の位置まで下がってきたりと、動き出しを見せていたが、そこからの連動性は見られず。ロビーニョにボールが入っても、エマニュエルソンが近くに付くわけでもなく、シャーラウィが斜めの動きをするわけでもなく、手づまり感がでる場面も多かった。セードルフのパスで中央を切り裂くという手段以外にパターンが見えなかった、というより、パターンを使う気があったのか分からない前半だった。
サイドも、サイドバックしか選手が入ってこない印象。一人でウディネーゼの守備をなんとかできるだけの攻撃力はアバーテにもメスバーにもない。というより、まずボールがそこにつく場面自体あまり見られなかった。
対して、ウディネーゼは理想的な試合運びだった。いけるときはプレスをかけ、ダメなときはある程度引いてブロックを作る。相手の動きだしが皆無に近かったため、相手を捕まえることは難なくこなせたであろう。
攻撃に関しても、アバーテの裏、メクセスがカバーに入るエリアを流れたディナターレとアルメロで効率よく突いて、鋭いカウンターを見せていた。
得点シーンに関しては、いとも簡単にセンターを破られた形。ワンツー一発で抜け出してのゴール。ディナターレが良く狙っていたと言えるが、それにしてもミランの守備の淡白さが目立った。
後半に入っても、おおまかな展開は変わらず。
ただ、シャーラウィがサイドに流れて、3バックの裏をつく攻撃だったり、ロビーニョやセードルフが下がってきて、サイドチェンジを入れたりし、揺さぶりをかけてきた。ペナルティエリアに近い位置までボールを運ぶ場面が増えたが、肝心のフィニッシャーがいないことが多く、シュートに持っていく場面は見られなかった。
ミラン敗戦ムードが変わったのは意外な形だった。ウディネーゼのコーナーキックのチャンスを防いだところから始まったカウンターから点をとる。そこから流れが変わった。
エマニュエルソンが抜け出したのは、少し運が悪かったと言えるし、人数をちゃんとかけて守備はしていた。しかし、シャーラウィのシュート性のクロスのクオリティの高さとマキシの集中力がそれを上回っていた。
ここで、ウディネーゼはとたんにばたつき始める。ホームでミランに勝ち点1でも、悪くないと考えてもいいものだし、あくまでやり方を変えずにチャンスを狙うやり方で良かったと思うが、それまでの試合展開の良さとディナターレを下げていた事実が少しウディネーゼを焦らせたように思える。
勝ち点3か勝ち点1かどうしようかとあいまいなまま、なんとなく前に圧力をかけ始めたところで3バックもなんとなくラインを上げたところでマキシが一発で裏をとって逆転ゴールが生まれた印象だったので、なおさら失点後に戦い方をしっかり統一していれば展開が変わったかなと感じる。
結果的に、敗戦ムードから勝ちに持っていく勝負強さをみせたミランだったが、根本的な攻撃の課題は解消されず。カウンターからの得点だし、シャーラウィとマキシの集中力と個の力で勝った。
やはり攻撃陣の連動性が必要だし、どこかでドリブルをつっかけるリズムを変えられる選手、サイドを厚く攻める動きなどほしいと思った。攻撃に入ったときのセンターハーフの使いかたもパス狙いが多かったのも、すごく気になった。
アーセナル戦ではどうなるのか、ウディネーゼほど守備意識はないチームだが、逆に攻撃陣は強力。食らう前に点を取れるのか?ファンぺルシーを抑えられるのか見てみたい。