堺市北区のピアノの先生、ももちゃんです♫
3月ですね
土曜日の午前中レッスン、
音符ビッツ1分速読114枚達成の生徒さんが
ついに、わが教室にも‼️
おめでとう㊗️🎊
考えてもみてください。
1秒間に2枚をめくるぐらいのスピードを維持しながら、
1枚3つの音をよんでいくのですから、
その脳内の処理能力たるや!!
もうすぐ中学生になる彼は、
吹奏楽部に入部希望だそうで、
きっとこれだけの能力を持った彼のこと、
部活では、きっと感謝される存在となることでしょう✨
そして、卒業生代表で、ピアノ伴奏するそうです。
何も言ってくれないので、知らなかったよ…
卒業式にむけて、すでに準備万端だそうです。
同じように6年生代表で、
卒業式で伴奏をする生徒さん他にもおられます♪
素敵な音色で、学校みんなの役にたてるなんて、
本当に、ピアノ続けてきた冥利につきますね
それにしても、1月2月早かった…です
私自身は、2月、コンクールに出て、
めっちゃ恥かいて、
さんざんな出だしでした。
師匠からは「すごく良い経験したじゃない!?」と
いやみではなく、本心から言っていただき、
「シューベルトは、暗譜が難しいんだよ!」と、
コンクールの審査員の先生と同じことを言われました(^◇^;)
で、今はショパンのバラード3番を練習しています。
譜読みして、師匠に聴いてもらいましたら、
「浅いなぁ
バラードの内容、ちゃんとわかって弾いてる??」と言われ、
お恥ずかしい話、
何も考えず、楽譜だけを追って弾いていた私は、
ただ切ないなぁとか美しいなぁといった、
ショパンのメロディをたどっているだけ。
あとで、ネットで
バラードのもとになる、神話を検索、
水の精オンディーヌの愛憎ドロドロ、
浮気男(罠にはまって、本当は気の毒)が、
湖にひきずりこまれる最期など、
情景を思い浮かべて演奏すると、
これがまた弾きやすくなったというか、
ショパン様はこういうことを音で表現したかったんだなぁと、
解釈もできるようになりました。
頭の中のイメージって、演奏するうえで、
本当に大切。
だから、教室の生徒さんたち、
発表会の曲、
今みんながんばって、練習中ですが、
その曲のイメージ、ストーリーを
脳内に思いうかべてみてくださいね。
そうすると、
説得力のある演奏、
聴き手に伝わる演奏ができるのです🎶
でも、先日、
小学1年生の生徒さんでこんなことがありました。
初見練習に使っている楽譜、
お山と海と小川が描かれたイラストがついているので、
いつも、生徒さんには「小川はどーこだ??」とか言って、楽しく探してもらうのですが、
今回それをしたところ、
その生徒さん、
しばらくじーっとながめていたのですが、
ポロポロと泣き出してしまいました…
見つからなくて泣いているのかと、思いきや、
「おがわ」の意味がわからなくて、
泣いちゃったようです。
トンカチとクギがわからないという小1の生徒さんの出現には、
時代かなぁと納得もしましたが、
小川がわからない小1さんが出てきたというのは、
ちょっとびっくりしたのでした。
国語や音楽で習わないのでしょうか、
春の小川とか??
イメージすることや、想像力は、
それ以前に、
見たり聞いたりする経験がないと難しいので、
これはどうしたものか??と
考えてしまった、1日でした。
とにかく経験、
いろんな経験、新しいものやこと、
失敗や成功…
恐れないでとびこんでみましょうね!
小1の彼女は、涙を見せてくれたおかげで、
わからなかった小川をひとつ学び、
初見演奏もイメージしながら、できました🎵
余談ですが、
ドラえもんの映画「ちきゅうシンフォニー」。
テレビで放送されていたので、鑑賞したのですが、
大いに期待外れでした
小川や大工も知らない子どもたちに、
いきなり、ファーレとか、ヴィルトヴォーゾ?とか、マエストロとか??
楽器演奏のレベル、アマとかプロとか??
ベートーヴェンやモーツァルトや滝廉太郎だって、これから知っていく段階の子どもたちに、
いきなりあんな姿で
「旋律が多すぎるー!」ってセリフがあったのですが、
「旋律」って言葉、子どもたちにわかるのかな??
うーん、私が細かいこと、気にしすぎなのか…
子どもの映画、観るの久しぶりだから、
私の感覚が鈍っているのか??
でもあれを見て、楽器を始めよう🎷🎻🎹って、
気楽に始めても、
あんなすぐにプロレベルの演奏はできないから‼️
子どもは素直だから、信じちゃうでしょ??
と、ひとり、ドラえもんの映画を観て、
モヤモヤしてしまいました
はい、3月は始まったばかり!!
ですが、あっという間に去る!といいますから、
気を引き締めて、
発表会にむけて、がんばっていきましょう!!
新しい生徒さんもがんばっています♪