堺市北区のピアノの先生、ももちゃんです♪
先日は兵庫県立美術館へ
「キース・ヘリング展」を観に行ってきました。
ユニクロのTシャツで、
その奇抜なイラストは少し知っていたけれど、
どんな人がそれを描いていたのか、
どんな気持ちが込められていたのか、
何ひとつ知らなかった私。
こどもの落書きみたいなものから、
カラフルな手の込んだものまで…
地下鉄の広告板から始まった彼のアートは、
ひとつひとつにメッセージが込められていて、
それはそれは真剣で崇高なものでした。
ポップでユニークなだけのイラストではなかったのです。
そんなふうに思っていた私、大いに反省(^◇^;)
キース・ヘリングさんは
1990年に31歳という若さで亡くなっています。
子どもが大好きだったというヘリングさんの言葉が印象的でした。
『子どもたちはぼくたちが忘れてしまっている
「なにか」を知っている
子どもたちは毎日生きていることに満足している
それは本当はとても大切なことで
そのことを理解して尊重することができたら
大人たちは救われる』1986年キース・ヘリング
子どもたちのためにワークショップを開催したり、
マドンナはじめいろんなミュージシャンとコラボしたり、
アートで平和、自由を訴える活動をされていました。
愛のある人だったんだなぁ、
そして、
みんなに愛された人だったんだろうなぁ。
惜しくも、若くして亡くなってしまったけれど、
その愛は、たくさんの彼の作品を通して
今も私たちの心に届きます。
この感じ、なんだろう、よく似た人が?!と
思ったら、
今ちょうど、
その美しい旋律にいちいち心をうたれながら、
私が練習している即興曲op.90-3を作った
シューベルトさん!!ではないですか?!
31歳で亡くなるのも同じです!!
内面からあふれてくる愛を、
不治の病を得た恐怖を、
作品にせずにはいられなかったその短い生涯。
神様がわざとそうしむけたのでしょうか??
「これ気に入ってるねん」と、
ヘリングのTシャツを得意げに着てきた
5歳の生徒さん。
その感性が素敵
私も美術館のお土産ショップで、
ヘリングのTシャツ買おかなー!?と
物色してみたけど、
ちょっと奇抜すぎて却下💦
メガネがトレードマークも一緒じゃない??
堺市北区のピアノ教室