堺市北区のピアノの先生、ももちゃんです♫
ゴールデンウィークあけのレッスンが始まりましたね!
生徒さんたち楽しそうに、
バーベキューした!キャンプした!
ひらパー行った!などとお話をきかせてもらいました。
私も休暇中はリフレッシュ!!
近くの公園では素敵な催しをしていて、
かきつばた庭園で能を鑑賞したりもしました。
能のことは、
恥ずかしながらまったくわからない私なのですが、
能の研究をされている学生さんの舞や口上が、
そのお師匠さんであられる、
重要無形文化財総合指定保持者のそれと、
圧倒的に違う‼️
ということだけはわかりました。
同じような動きをしているようで、全然違う。
何かその場の空気までが
ピリッと張り詰めるような感じ
私は、ピアノの師匠と、
歌の師匠にそれぞれ、
レッスンを受けています。
彼らの私に対するアドバイスはこんな感じ。
鍵盤に指を置くだけ。
息を送り込むだけ。
そうして、いとも簡単に
実際にやって見せてくれるのですが、
たったそれだけのことが、
私にはなかなかできなくて、
修行の足りなさを痛感するばかり
でもたまに、ほめられることもあって、
その褒め方が、
どちらの師匠も共通しています!
弾いたり、歌ったりしたフレーズの中の
たった一音について、こうおっしゃる。
「あ、今、いい音、鳴ったじゃん!」
「あら、その音、いい声出ましたよ!」
ひとつの音✨
まずはそれからはじまって、
その小さな積み重ねをおざなりにしないこと。
能の動きも、きっと、
ひとつひとつの所作に、
すみずみまでいきわたる型というか、心があって、
修行を積んでこられた人のみがそれを表現できるんだろうなぁと思われます。
なんとなく、それっぽく弾く。
なんとなく、それっぽく動く。
では、
できているようで、
その芸の本質ではないんだなぁと、
いつも師匠から見透かされている私としては、
この庭園での能を見て、
あらためて納得したのでした。
ピアノ教室の生徒さんたちも、
それっぽく弾いて満足してしまいがちですが、
ひとつひとつの自分の音を、
丁寧に聴いてみてほしいなぁと
思います。
「ただ、◯◯するだけなんだけどなぁ。」
ということが、
途方もなく、難しいということは、
私も本当によくわかる。
だから、生徒さんへの伝え方、
わかりやすく導けるよう、
私も日々
修行修行…
ちなみに、
師匠から
「指を置くだけ、そっと置くだけなのに、
なんでそう押し込むかな?!💢」
と言われながら練習している曲は、
シューベルトの即興曲Op.90-3。
フジ子・ヘミングさんの演奏が好き
小指で、ターン、タン、タン、ターンって、
冒頭部分のメロディを弾くのを、
いつもそう言われて、先へ進めない