ピアノの先生ときどき保育士のもぴてぃーです。


昨日は、師匠の今年初のレッスンに出かけました🎹

今は、2月の弾きあい会に演奏予定の、
ベートーヴェンソナタ「テンペスト」第3楽章を練習しています。



今年はベートーヴェン生誕250年ということもあり、

12月生まれのベートーヴェンと同じく、12月生まれの私は、ちょうど、200歳違いなんですよ〜ニコニコ
などと話したら、

僕はね、56歳で亡くなったベートーヴェンの年齢を、ちょうど追い越したところなんだよ爆笑

なんて、話で盛り上がりました(⌒-⌒; )



56年という、苦難続きの短い一生でしたが、
不屈の精神で、希望の音楽を生み出し続けたベートーヴェン。

そんな彼の作品は、聴く人の心をとらえて、揺さぶります。

とにかくエネルギーが、すごい炎

演奏する方もそのエネルギーに、ふりまわされてしまいます。

激しく盛り上がるかと見せかけて、急に静かになったりギザギザ
穏やかに続くかと思わせておいて、突然ダダーンとなったり雷


そういうところが、ベートーヴェン好きにはたまらないのですが、(私も大好きラブ

演奏する人は、特にこういったところに、
自分が巻き込まれないように、
気をつけないといけないよ上差しと師匠。


激しい曲想にあわせて、
自分も感情的になって動きが大きくなったり、
大きな音を鳴らそうと腕を振り上げたり…

師匠はそういうことをもっとも嫌います。

目の覚めるような大きな音も、
ささやくような小さな音も、

つねに同じ姿勢で、冷静に演奏できるようにならないと、いけないと。


だから、私が大きな音を出さなきゃ❗️と
張り切って、上から力まかせに打鍵すると、

「あーあー、またやってるよハッ」とばかりに
あきれた様子で、指摘されてしまいます。

力まかせ…

脱力ができてないのが、バレバレですねタラー

脱力ってわかってはいても、なかなか、難しいものなのですもやもや

試しに
自分が演奏している全身を録画してみて、

音だけ消して、チェックしてみると良いと言われました。


巨匠と呼ばれる演奏家は、

大きな音で弾いているのか、
小さな音で弾いているのか、
見ただけでは、わからないのだそうです。

うーん、確かにそうかもしれません。



ベートーヴェンのピアノソナタといえば、
三大ソナタと言われる「月光」「悲愴」「熱情」などが有名ですが、

あの百田尚樹さんは、

ベートーヴェンが最後に作った
ピアノソナタ第32番こそが、

人類の残した最も偉大な曲だと、
その著書で、断言されていました星






実はこの本を読むまで、
ベートーヴェンの最後のソナタ、
恥ずかしながら、あまり知りませんでしたショボーン

このベートーヴェンイヤーに、ちょっとずつ、
譜読みしてみようかな。

なんて思っています♬



堺市北区のピアノ教室