シルク「最近小さい蜘蛛が壁に張り付いてるんですの~」

 

 

 

 

 

シルク「ついつい口にするんですがチクチクするんですの~」

 

 

 

Zzz・・・

 

シルク「楽しいのに痛いんですの~」

 

 

Zzz…Zzz…

 

 

シルク「ふわふわの舌ざわりがいいんですのに」ペロペロ

 

 

吾輩の右耳裏をなめるのは不意打ちである

 

 

 

 

もぺっと「通りがかるとなめたくなるもぺ」ペロペロペロ

 

もぺっと「大きさが何とも言えないというか…」ペロペロペロペロペロペロ

 

 

 

吾輩はまんべんなく舐められてしまった

 

この器にはまっていたがために安眠を妨害される

 

いかがなものか……

 

 

 

だが吾輩は特に不服ということではないが

 

吾輩の何がここまで舌を引き寄せるのであろうか

 

大きさであろうか?この柔らかな猫毛であろうか…?

 

疑問が残る

 

しかし今は寝たい……Zzzz………