第二部

◆仮名手本忠臣蔵 

 

【五段目】

山崎街道出合いの段

 竹本小住太夫、野澤勝平

 

二つ玉の段

 豊竹靖太夫、野澤錦糸

 

(人形役割)

早野勘平・吉田和生

千崎弥五郎・吉田玉勢

百姓与市兵衛・桐竹亀次

斧定九郎・吉田玉輝

 

【六段目】

身売りの段

 豊竹咲太夫、鶴澤燕三

 

早野勘平腹切の段

 豊竹呂勢太夫、鶴澤清治

 

(人形役割)

女房おかる・吉田一輔

与市兵衛女房・吉田簑二郎

一文字屋才兵衛・吉田玉誉

早野勘平・吉田和生

めっぽう弥八・吉田簑悠

原郷右衛門・吉田玉也

千崎弥五郎・吉田玉勢

その他大勢

 

 

前日の、神戸の狂言会を観てから帰るつもりでいたのだが、

台風の影響が心配になって、大阪に戻ってもう一泊することにして、28日に帰ることに・・。

 

ということで、28日が空いてしまった。

そこで予定になかった文楽二部を観ようとチケットを調べてみたら、すでに完売。。。

 

それなら、東京にはない「幕見」に挑戦、とばかり十時前に並ぶ。

発売前からかなりの人数が列をなしていたが、五、六段目のみ無事ゲット成功。

 

いつもは床下近くの席で観ていたのだが、

当然のことに、床からも舞台からもはるかに遠い席。

それが意外に見易かったのは、舞台下手側の床と対面するような位置だったから。

平場の席より一段高いこの席は、床も舞台も良く見える穴場だった。

 

やはり、物語が佳境に入る六段目がすばらしく、

咲・燕三から、呂勢・清治へ繋がれ、紡がれていく床に釘付けだった。

殊に私は、呂勢太夫の丁寧な語りに心満たされる思いだった。

 

勘平の悲劇だけに完結する五、六段目。

こんな観劇もいいものだなぁ、と思いながら新大阪へ向かった。