対談
春風亭一朝×片岡亀蔵
春風亭一朝・芝居の喧嘩
対談
春風亭一朝×片岡亀蔵
歌舞伎座ギャラリーにて、
「実の義兄弟」の対談と、落語を一席。
初めに、どういう義兄弟か、という説明?から。
一朝師匠のおかみさんが、先代片岡市蔵さんの娘さんで、その弟である亀蔵さんとは、
義兄弟ということになる。
初めの対談では、亀蔵さんが無口で、ほとんど師匠が話されていた。
師匠が二つ目の頃、歌舞伎座の御簾内に入って、笛を演奏されていたのは有名な話。
そんなことから、師匠のマクラでもお馴染みの、四十年ほども前の、舞台の話などを。
続けて、落語に入るのだから、
一朝師匠ばかりが働かされてるような・・(・・;)
何の噺だろうと思っていたら、
「芝居の喧嘩」。
この噺は、マクラからクスグリから、完成形で、いつも寸分違わぬ内容。
いつも通り、お見事!
師匠の啖呵のキレは、
歌舞伎ファンにも、喜ばれたのではないかな?^^
一席終わって引っ込むと、
今度は一花さんが、スタッフとして、
高座の座布団を片付けて、改めて二枚の座布団を敷く。
そして、もう一度、お二人の対談。
今回は、亀蔵さんが進行役で、同じくらいお話されていた。
歌舞伎→落語、あるいは落語→歌舞伎の作品は、
こんなにもあるそうだ!
落語に移されたとされる、
「河内山宗俊」や、「白井権八」は、聴いたことがない。
これは、なさる方が少ないのかな?
さまざまなお話の中で、一番興味深かったのは、
亀蔵さんでは、
南北の台詞は黙阿弥と違って、一文字二文字、余るようにできていて、謳い上げることがない。
それが、だんだん役者の方が辛くて、勝手に黙阿弥調に、やり易いようにしていることもあったりする。
これは、やってはダメだと思う、ということ。
確かに、黙阿弥のような、気持ち良い台詞を、
南北は書かなかったようだ。
さぞ、役者衆はやり難いでしょうが、
そこは、南北!と割り切ってよろしくお願いします!!
一朝師匠へのお客席からの質問で、
芝居噺を演じる時に、心掛けることは?
というのがあって、
しばし考えられた師匠は、「嘘にならないように」ということをおっしゃる。
つまり、芝居の世界にいて、最高峰の舞台に毎日のように接してこられた一朝師匠。
仮にも芝居の噺なら、
ご自分の目で見て耳で聴いた、あの芝居の再現を試みる、ということなのではないかと思った。
実際、師匠が演じられる時には、
ひょっとしてこれはあの方かな?とか、思うことがある。
貴重なお話を伺い、最後に写メタイム♪
ドラ◯もん座布団と義兄弟が、
ポーズを取ってくださる。

