柳家三三・三人旅(びっこ馬)、風呂敷

              <仲入り>
柳亭市楽・粗忽の使者
柳家三三・山崎屋
 
 
 
三三師匠お得意の「三人旅」。
この後の、「おしくら」は、何度も伺っていたが、馬子のくだりの「びっこ馬」は、初めて。
 
これは、放送禁止でしょうから、会場でしか聴くことはできない噺だなぁ・・
 
小田原宿で泊まることになっているので、この噺は、どの辺だろう。
平塚、大磯あたり?とも思うが、山道だ。
海沿ではないから、松田あたりかしら?
いやしかし、東海道は海沿いを小田原まで行ったのでは?
と思うので、これは完全に創作なんでしょう。
 
「風呂敷」は、新作狂言にもなってる噺。
(狂言では、おかみさんと若い衆の新さんは、どうにかなっていた、という解釈だった!)
 
三三師匠は、そこのところは何事もなかった、というやり方。
 
町内のしっかり者?の兄さんが、
出がけにおかみさんと喧嘩する所は何で入るのかな?と、聴いてていつも思う。
 
仲入り後は、お久しぶりの市楽さん。なんと、「粗忽の使者」に入ったところで、
え!!と、思った。
 
三人旅の、馬のクスグリが丸被りになるからだ。
そこへ差し掛かり、
さすがに、自身にツッコミ!@@
 
後から三三師匠も、
「あそこでタオル投げようかと思いました・・・」(・・;)
 
絶体絶命の市楽さん!?
なんのことはない、そこは年季の入った噺家さんだ。
 
その後は何事もなく、無事話し終えた。
もちろん、市馬師匠の十八番だけれど、そこから離れて、市楽さん独自の噺に仕立てていた。
お見事!
 
三三師匠の「山崎屋」は、かなり好きだ。師匠の噺の中でも好きな方だ。
他には、小満ん師、白酒師、馬石師、小辰さんなどで伺っていた。
 
初めに、番頭に五十両を出させようと画策する若旦那の算段の上を行く番頭がただ物じゃない!
この番頭さん、ハッキリ言って、この噺の中で一番の大立者。
頭の回転が並ではなく、筋書きを描いて躍らせる、軍師だ。
 
この番頭、若旦那がボーっとしてたら、間違いなくお家横領していただろうなぁ・・。
穏やかな笑顔が、マジ怖い。。

ストーリーが良くできた噺なので、
市楽さんのおっしゃるところの「楽な噺」の一つなのかな?

だけど、人物の演じ分けは一筋縄ではいかない、難しい噺だと思う。

次回は、九月にリアル生活がバタバタしていたので、チケットゲットを失念。
12月まで、お預けだ・・(T . T)