漫才?ご案内・一左、朝之助、一刀
三朝・洒落番頭
柳朝・源平盛衰記
<仲入り>
一之輔・らくだ
ゲスト・片岡市蔵
茶番・一蔵、一花
春風亭一朝・二番煎じ
一朝一門初の一門会ということで、楽しみに駆けつけた。
銀座ブロッサムは久しぶりだったが、前半ずっとブォーという機械音が鳴り響いていて、
地下鉄の通過音かと思って辛抱していたが、途中から途絶えて助かった。
空調の音だったのだろうか。。。
一朝師匠のとこは、お弟子さんが十人。それと一之輔師匠のお弟子さん(師匠の孫弟子)が四名で、
総勢15名もの出演者が出てくる・・というので、工夫が凝らされた。
名前が出るのは二つ目以上の弟子(八番弟子の一花さんまで)で、
前座さん、見習いさんは高座返しや羽織受け取り、小道具渡し係りに。
(一応舞台は踏んでる!)
落語ができるのは、真打のみで、四本の落語が並ぶ。
あとの二つ目は、漫才風コントや、茶番での出番となる。
いやはや、壮観の一朝一門だ。
開演すると、一左さん、朝之助さん、一刀さんがそのあたりの説明をしながら、
クイズ形式で進行するが・・・クイズ、残念ながら笑えない@@
もうひとひねり!^^;
二階最前列から横断幕「祝 一朝一門会」が掲げられる。
これは、師匠のおかみさんの弟さんで、歌舞伎役者の片岡亀蔵さんの奥さんの書かれたもの
だそうで・・。なかなか見事な横断幕!
さて、落語は「庭蟹」という題で語られるこの多いネタ。この日は「洒落番頭」と出ていた。
あっさりとトップバッター三朝師が演じられた。
あったまったところで、総領弟子の柳朝師がお得意の「源平盛衰記」。
時事ネタを織り込みながら笑いを取っていく。
仲入り後は、売れっ子一之輔師。
「らくだ」に入った時には、芝居でいうところのジワが来た。
「お!」という声なき声。
ところがその「らくだ」は、ただの「らくだ」じゃなかった!
死人のかんかんのうを担ぎ込むところで、「本物の」!らくだが登場!
というのは、当代のらくだ役者、おかみさんの弟さんの片岡亀蔵さんが、
歌舞伎の拵えそのままで、入ってきた。
担ぐ屑屋は一花さん、後ろから支えるのが一蔵さん。
おおーー!というどよめき。
暮の一門会ならではのご趣向に大喝采だった。
それで会場を銀座ブロッサムにしたのかな?と納得。
ここなら歌舞伎座からタクシーでほんのちょっとだ。(運転手さんはギョッとするでしょうが・・)
亀蔵さんにすっかり座をさらわれて、もちろん火屋まではいかない。
屑屋が酔って管を巻くところまで。
楽しかったが、いつかちゃんとしたのも聴いてみたい^^
その後は、「茶番」。
餅つきに見立てた仕草で、ボケまくる一蔵さんを、ハリ扇でひっぱたく一花さん!@@
思い切りよく何べんもいってたけど・・内心ヒヤヒヤしてたのでは??
コントとしての出来は、初めの3人より良かった。
トリはもちろん、満を持して師匠の登場。
お弟子、孫弟子に囲まれて幸せな雰囲気に包まれている。
楽屋が師匠一室、その他大部屋一室という割り振りだったそうだが、
寂しい、と大部屋の方へ師匠も入られていたそうだ。
なんか師匠らしくて微笑ましい。
一朝師の「二番煎じ」は今年のお正月以来。
何度も聴いているが、ほんとうに素晴らしい「二番煎じ」。
夜回りの「火の用心」の声が謡だったり唄だったり、
吉原の本式だったり・・と聴いてて耳に心地いい。
番小屋での酒盛りも、お年寄りたちのささやかなお楽しみ
といった、和気あいあいの雰囲気が楽しい。
この噺を聴くとたまらなく一杯やりたくなってしまう^^;
追い出しの幕が下りてからもう一度上がって、
一朝一門全員が改めて登場してご挨拶。
いやぁ壮観。めでたい限り。
前日が師匠のお誕生日だったはずで、
このあと一門みんな揃ってお祝いするのかなぁ・・
と想像しながら冷たい雨の中帰途についた。
