春風亭きいち・祇園祭
柳家小もん・千早ふる
春風亭一花・権助提灯
三遊亭わん丈・三枚起請
     <仲入り>
春風亭正太郎・もぐら泥
入船亭遊京・茶の湯
 
 
今年一回めの研精会。
最近はなかなか伺えてなかったが、この日は春風亭一花さんのデビューということで、伺った。
 
開口一番きいちくん、「祇園祭」とは!
二つめ昇進が発表になったとはいえ、この噺はちょっと難物!
大師匠、一朝師のを聴き慣れているお客席にぶつけてくるのは。。
 
トリで上がった遊京さんが、もうちょっと笑っても良かったのでは?
と、言ってたけど、笑えませんでした@@
 
続く小もんさん。
小里ん師匠譲りの正当派「千早ふる」
こちらは、安心して聴いていたお客席に良く受けていた。
お正月らしいネタ。
(祇園祭は季節も違うし、完全に間違ったネタ選びとしか・・)
 
お正月第一回目ということで、皆さん黒紋付なのも引き締まる感じだ。
 
一花さんも、黒紋付。
(うーん、紅一点、華やかな色のお着物も良かったのでは?と思う)
 
初研精会ということで、いつもより緊張した様子。身の引き締まる思い、という言葉通りの緊張感が伝わってくる。
 
ネタは、お得意の「権助提灯」。
一花さんの権助提灯は、怖い!おかみさんとお妾さんが、とにかくにこやか。
そして、繰り広げるバトルの恐ろしさといったら!!
 
今回気になったのが、
十分怖いので、女の意地とか言わない方がいいのでは?という点。
言葉で底を割っちゃうより、言わないけれど表情と態度が・・という方がいいような。
 
さて、続いては、わん丈さん。
予想通り、良く言えば工夫を凝らした「三枚起請」。
うーん、あそこまでいろいろ変える意味が良く分からない。
なんで、のり屋の爺さんなる人物を出すの〜?
 
落語には、のり屋の婆さんがおなじみの登場人物。
彼女の生業は、のり屋。これは、海苔屋ではなく、糊屋。
釜の底に貼り付いて残ったおまんまっ粒で作るのが、洗濯糊。
婆さんは、この洗濯糊でもって、生きてるわけだ。
 
とても、爺さんまで養えない!
男の仕事じゃないし・・^^;
 
独自カラーを出したいのは理解できるけど、
古典って、やっぱり良くできてるから、敢えて壊すのも、難しい。
 
でも、起請が出る度に、客席に手ぬぐいを投げたのは、
お正月らしくて楽しいパフォーマンスだった^ ^
 
仲入り後上がった正太郎さんは研精会では喜多八師匠以来だという、
喜多八師匠譲りの「もぐら泥」。
 
泥棒が、狙いをつけた家の敷居の下を掘って、
腕を入れて掛金を外すというもぐら泥。
本当にそんな泥棒がいたの?と思えるけど、
昔の家だったらあったのかな?
 
そんな泥棒の仕事に取り掛かるときの仕草が、すごくリアル!
眼光鋭く取り掛かるも、通行人がいて、お愛想笑いでお辞儀したりと可笑しい。
 
細引で縛られてからは、本当に、痛そう!
あ"〜、なんて可哀想な泥棒。。
考えてみたら、落語に登場する泥棒って、みんな可哀想!
 
縁起のいい泥棒噺でつぎにバトンを渡した正太郎さん。
トリは遊京さん。
 
久しぶりの遊京さん。マクラはちょっと面白かった。噺に入ると、さすがに扇遊門下。
いたって当たり前の茶の湯だった。
安心の茶の湯。
 
今年は、研精会も、しっかり聴いていきたいと改めて思う。
それにしても、まだ、2019年になって一度も真打の師匠を聴いてない!
そろそろ、大御所の落語も聴きたくなってきたわ〜。