春風亭きいち・看板のピン

入船亭小辰・子別れ通し
         (強飯の女郎買い〜子は鎹)
           <仲入り>
入船亭小辰・船徳
 
 
 
猛暑の中、小辰の寸法。
また、ネタ下ろしをやるというので、
期待が膨らむ。
 
ネタ下しのプレッシャーの中、
初めに掛けたのが、「強飯の女郎買い」だったから、
おや?と思う。
 
最後まで、やるのかな・・・
 
やりましたね!一時間の長講。
プログラムのコメントにあった、
「二つ目の長講でお客が疲れる」とは、これのことだったのね。。。
 
初めて聴いたのが、一年半くらい前、
巣鴨の小辰でだった。
その時は、感情移入のあまり、涙腺決壊の危機に見舞われていたのだけれど、
それから時を経て、また高座の数も重ねて、客観的に演じられるようになったようだ^^
 
酔っ払いの熊さんが、バカやっておかみさんと子供を追い出して、
それからいろいろあって、改心して、立派な男になって母子を迎えにいく。
 
長講、お疲れ様の拍手があたたかい。
 
仲入り後はいよいよネタ下し。
まさかと思っていた、「船徳」。
 
というのは、同じエムズさんの会、三人集でネタの予告がでていたから、
てっきりそちらでネタ下しかな?と思い込んでいた。
 
そちらは他の会と被って聴けないので、この日に聴くことができてラッキーだった。
出囃子からすると、B師匠からかな?と思ったけれど、
今まで聴いていたB師匠のとは違っていたが、どうやら、最近のB師匠のもののよう。
 
若旦那のバカっぷりが、高っ調子で底抜けに明るい。
根が生真面目な小辰さんだと、時々少しわざとらしさも感じる。
フラのあるB師匠とは持ち味が違うから、そこは仕方のないところ。
 
これから、回数を重ねて仕上がっていくのが楽しみだ。
次のピッコロさんの「通し」では、船徳~お初徳兵衛かもしれないなぁ・・。
(個人的には、「宮戸川」通しも聴いてみたい)
 
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付記(8月7日)
上記でアップしてしまいましたが、
「船徳」の「B師匠」のくだりは、誤りだったことが判明しました。
 
B師匠ではなく、K師匠でした・・・。
ヒントは、船を嫌がるお客が持っていたのが傘ではなく、杖。
それと、ねじり鉢巻きの恰好にこだわり、右に結び目が来た方がいいか、
左がいいか・・とあくまでもナルシストな徳さんのところ。
 
とは、ある方からのご教示でした。
O様、ありがとうございました。