金原亭乃ゝ香・たらちね
桃月庵白酒・抜け雀
瀧川鯉昇・明烏
       <仲入り>
入船亭扇辰・百川
柳家権太楼・天狗裁き
 
 
サラクチからたっぷり!
は、本当だった・・
 
いきなりの「抜け雀」。
宿屋の亭主の抜けっぷり、最強だ。
抜け主人(あるじ)ではなかろうか?という、ボケっぷりが楽しい。
 
古今亭の伝統噺だけど、
かなり、独自。雲助師匠のとも、またちがっている。
宿屋のボロっぷりも、
師匠は、階段が一つ穴空いてるだけなのに、
こちらは、まともな階段がほぼない・・@@
 
おかみさんは、河豚に例えられて、
毒抜いて、皮剥いで放り出せ!と言われる。
 
いやー、一席目から笑った笑った。
 
 
なんで、こんな「大感謝祭」なんてものをやったのか?
それは、長きにわたり、続いてきた、三田落語会が、惜しまれつつも、この二月に終止符を打った、
ということがあったから。
 
みんな、この日が聴き納めか・・
と、幾分、寂しい思いを抱えて、足を運んできたわけだ。
 
ところが、開場して配られたのが、これ。
 

いきなりの、復活宣言!!
 
これには、リアクションに困った噺家達が、
様々に、言葉を選びつつ、
ツッコミを入れることになる。
(当然、白酒師匠の毒舌は全開!)
 
この日の昼席には、
もう一つ、事情があった。
 
ごく近い所ではあるけれど、
大手町落語会が開かれていて、権太楼師匠が、2時上がり!
この会のトリは、何時上がりなの?@@
 
という、まさかのバッティング。
(しかも、その大手町落語会のメンツが、ほとんどそのまま三田の夜席のメンツ!)
 
そんなわけで、マクラ込みで一時間、高座に居た白酒師匠。お疲れ様でした。
 
とにかく、長くやれ!
というのが、至上命題だったそうだ。
 
鯉昇師匠の「明烏」は、
左褄と右褄の、取り方の実演つき!
という、珍しいもの。
 
実際に、なぜそうなるかの説明付きという、親切な(!)もの。
(お隣のご婦人は、へー、へー、と、何度も感嘆なさっていた)
 
爆笑のうちに、仲入り。
(とはいえ、聴き慣れた「明烏」。鯉昇ワールドではなかった・・)
 
仲入り後は、扇辰師匠「百川」。
お久しぶり!
マクラから、先日伺った、「佃祭」?と思ったが、四神剣に行った。
 
まだ、権太楼師匠、着いてない、
とおっしゃる。
 
本来は、ちょっと軽めの噺で降りるところ、
たっぷり、になったと。
お疲れ様です!
 
会場中から待たれた権太楼師匠、いよいよ登場!
 
さすがにね、ここから長講、というわけにはいかない・・・
という時間帯。
先日伺ったお囃子さんシリーズの「天狗裁き」。
(今日は、普通のかな?と思っていたのでちょっと意外)
 
白酒師はこのあと、鈴本~池袋(トリ)だし、
扇辰師も、鈴本代演。
みなさま、お忙しい。
 
権太楼師が、2000年頃の、「ツ離れ」しない寄席の話をされて、
隔世の感・・といったことを改めて言われていたけれど、
本当にそうだ。
 
今の「落語ブーム」は、安定した物なのか、バブルなのか・・
それは、あと何十年か経たないと分からないことだけど・・・。
 
さぁ、一時間ちょっとあとから、夜席!