柳家小ごと・道灌

 

春風亭一之輔・寄合酒
柳家三三・夏泥
柳亭燕路・鹿政談
      <仲入り>
真打昇進披露口上
 志ん吉(司会)
夢丸、一之輔、こみち、燕路、三三、扇辰
 
入船亭扇辰・権兵衛狸
柳亭こみち・七段目
 
 
まだ、やってるんだ!
真打昇進披露興行!
 
という、昇進して、すでに八カ月。
地方ならばいざ知らず、都内では、いささかしつこい?
と思われそうな^^;会だった。
 
それでも、これだけの、
研精会OB諸師を揃えて、お客が来ないわけがない!
二階席まで、いっぱいのお客席で、まずはおめでたい!
 
それにしても、
みんな、早いわ〜。
 
小ごとくんの道灌10分で、その後も、
一之輔、三三両師も15分。
ここは、寄席か!?
 
さすがに、燕路師匠は、たっぷりだったが、
そうまでしたのは、
口上に時間を割くためだったということで、
 
期待の!?口上。
 
さんざん泣いて、こちらももらい泣きした、
披露目の寄席興行から八カ月。
さすがに、こみち師匠も、笑顔。
 
いつもの、落語協会のお偉いさん方も出てないわけで、
燕路師匠も、リラックスした様子。
 
志ん吉さんの司会は、慣れないながらも頑張っていた・・途中までは。
 
夢丸師匠や、
一之輔師の大学でイジったり、
(お見事な返し!)
 
扇辰師匠の、ギター抱えての替え歌あり
(さすが、ボーカル!お上手!!^^)と、
 
なかなか和気藹々と進んで、
さあ、最後に三本締め、
となった時に、致命的なミス!@@
 
慌てた一之輔師、夢丸師が、
フォロー、というか、違うだろー!と。
なんとか事なきを得て、めでたく幕。
 
こういうことがあると、この口上、
きっと一生忘れないわー!(^^)
 
扇辰師匠も、「権兵衛狸」と、
短めに、ほのぼのと語って、こみち師匠にバトンを渡す。
 
この日は、
もう、こみち師匠以外、全員軽い噺。
ホントに、寄席みたいな流れになっていた。
 
満を持して、掛けたのは「七段目」
 
定吉が若旦那の部屋を除いて声を掛けるときに、
三段目の道行になっていく。
 
七段目に三段目がついた形で、
たっぷりだった。
 
こみち師匠は、以前から得意にされてるネタだったが、
さらに、磨きがかかった感じだ。
音曲噺でコンビの、おその師匠とのイキも、当然ながらピッタリ。
 
やっぱり、こみち師匠には、芝居噺をどんどんやってほしいなぁ。
唄も、聴きどころだったし、堪能した一席。
 
先輩諸師匠方も、お疲れ様でした。