◆第一夜◆
口上
春風亭一蔵(司会)
春風亭一花
春風亭一朝
春風亭一猿・一目上り
春風亭一蔵・鷺取り
春風亭一朝・妾馬
<仲入り>
物まね・江戸家小猫
春風亭一花・雛鍔
一花さんの昇進祝いの二夜連続公演、第一夜に伺う。
入場時に、こんな可愛いクッキーが配られる。
可愛らしくて、食べられないじゃない!^^;
ご本人曰く、この会は主役が付けたしみたいなもんです、
ということだったけれど・・
いえいえ、なんのなんの。
内幸町ホールが二日間もいっぱいになるなんて、二つ目なりたての噺家さんで
そうそういません・・。
ロビーは、普段あまりお見掛けしないような、お若い女性客が多くて、
いつになく華やいだ雰囲気。
それはそうだ、一花さんのお祝いなんだから、当然、お友達やお知り合いの方々は、
みなさんお若い。
いきなり、金屏風を背にした口上から始まったのには、驚いた。
二つ目になるのに、寄席では口上をやらない。
他の方でも、こういった会ではあるのかしら・・?
見たことがなかったので、ビックリした。
兄弟子の一蔵さんが司会で、
一花さんを挟んで、一朝師匠が並ぶ。
カミカミの一蔵さんは、例によって大きな声で笑いを取る。
(顔をあげて驚く一花さんのボケ顔がまた最高^^)
師匠、時々茶々を入れながらも、
口上の文句は、愛情あふれるものだった。
初め断っていたという入門を、涙に負けて許した成り行き。
いまは、入門させて本当に良かった!とおっしゃる。
率直なお話に、こちらも胸が一杯になる。
普通は口上で本人は頭を下げたまま黙っているというのが決まりだけれど、
たっての願いと断ったうえで、
足元の悪い中・・とお客様へのお礼を申し上げ、
師匠、兄弟子、一門への感謝。ご両親への感謝を述べる。
晴れやかないい笑顔の一花さんの顔を見られただけで、
幸せな気分になってくる。
師匠の音頭で、3本締め。心からのお祝いの気持ちをこめる。
幕が下りて、改めて上がってから落語が始まる。
一猿くん、ずいぶん達者になってきたなぁ、と思う。
姉弟子への祝いの「一目上り」。
一蔵さん、いつもは「鷺取り」を、
「横綱稀勢の里由来」にするのに、この日は、「春風亭一花由来の一席」に
まとめ上げた^^
師匠の一席は、「妾馬」だったが、「八五郎出世」のほうがタイトルとしては合っていたかも・・。
お祝いの気持ちが込められたチョイスで、
八五郎が妹のおつるさんを心配して、情の籠った言葉を掛けるところは、
師匠の一花さんへの思いがそのまま出ているようで、ホロリとさせられた。
江戸っ子気象の八五郎の怒ったり笑ったり泣いたり喜んだり・・・
に付き合って、こちらも幸せな気分になる。
師匠、一花さんにムシが付くのが心配とおっしゃるが、
お仕事取り上げないでくださいね^^;
(○○師匠からお仕事いただきました・・
というのに、アイツはダメだと難癖つけて断れ、という師匠。。。^^;)
仲入り後、江戸家小猫先生の、こちらもお祝いの思いの籠った高座。
いつものネタなのに、つなぎの言葉に、ご祝儀気分がたっぷり^^
物真似の方って、やはり声帯を極限まで使うお仕事だからか、
普通におしゃべりするお声もすごくいい。
猫八襲名は、まだかな・・・
「雛鍔」は、先日千日亭で一足お先に伺っていた。
(練習だったかな?)
この日は、やはり、お江戸のお客様。
あの時以上に受けていた。
このまま素直に伸びていってくれたらうれしいなぁ。
9日に、第二夜だ。
プロフラムにあった、出演者のイラスト。
一花作。

