◆口上トーク
茂山七五三・茂山あきら
桂文之助・小佐田定雄
◆装束着付け(大名)
茂山あきら(モデル)
島田洋海・増田浩紀(着付け)
◆桂文之助・茶屋迎い(落語)
◆昆布売(狂言)
昆布売・茂山七五三
大名・茂山あきら
<休憩>
◆おねがい(落言)
落語・桂文之助
稲荷・茂山七五三
天神・茂山あきら
三鷹から急いで渋谷へ・・・(ぜいぜい、間に合った。。。)
この会は、開演前にトークがあるのだけれど、
なんとかトークの時には席に着けた。
いつもの江東区の区民センターから、会場が移って初めての会。
どうやら、次回以降もここになりそうだ。
やはり、能舞台の方が、狂言は見易いが、
逆に落語は、脇の席からは見難いことになった。
たまたま正面席だったので、個人的にはたいへん見易かった。
トークに時間があまりなかったようで、かんたんなご挨拶のみ。
このあと、珍しい、装束着付け(生着替え)を見せるパフォーマンスがついた。
鮮やかな手さばきで着付けていくのが素晴らしい。
落語、「茶屋迎い」は、
はじめ、「木乃伊取り」?と思って聴いていくうちに「不孝者」になって終わった、という感じ。
上方では上演が絶えていたのを、小佐田氏が30年ほど前に復活してまとめたものだという。
東京の不孝者は、三三師でしか聴いたことがないのだが、それと比べると、
旦那と芸者の過去が、深刻なものではなくごくあっさりと描かれている。
「昆布売」は、七五三・あきら、お二方の絶妙のコンビで魅せる。
ベテランの域に達してこられ、ますますちょっとした表情でいろんな感情がでてくるのが
見逃せない。
それにしても、以前は千作師(当時は千五郎)も参加されていたのが抜けてしまい、
狂言も二人だけで演じる演目に限られてくるのは、残念。
そして、落語と狂言の合体、小佐田定雄氏作の「おねがい」。
これは、狂言師が実際に衣装を着けて演じるところに、
落語で、別の人物を演じたりする、というまさに二つの芸能のコラボだ。
何度か会を重ねている中で、今回も、とてもよくできあがっていたと思う。
稲荷大明神と、天神さまが、参詣人を迎える神社。
二人は、どちらがご利益を授けるか、もめながらも仲良く?鎮座している。
そこへ参詣人が大勢やってきて、
それぞれの願い事を申し述べる・・・(ここは落語)
そのたびに、橋懸りへ二人の神は出て行って
こそこそ相談をぶつのが可笑しい。
たくさんのお願いは、実は一つの家族のことだったと分かり、
隣町の戎様も現れて、
最後は狂言笑いの大笑いで、めでたく笑い納める。
狂言と落語の繋ぎがいぜんよりうまくいって、
たいへん自然に見えた。
これは、最早新ジャンル確立?というレベル^^
また、次回も期待します!
