一朝会も、5回目?になるそうだ。
思えば、一朝師匠を聞く機会も増えてきて、嬉しい限り♪
今日の前座は、一猿くん。
一花ちゃんの、来年三月二つ目昇進が決まって、いよいよ、前座は、一猿・朝七両名のみになるなぁ。
朝之助さんの、「おしの釣」、面白い!
仕草が大きくて、とってもわかり易い。大笑い!
一朝師の二席は、初めて聴く「転宅」と、今年二月に聴いて以来の「居残り佐平次」。
転宅は、お弟子の一蔵さんで良く聴いていたが、師匠では初。
全く似ていない・・(笑)
たまらない、一朝師の軽い噺だ。
そして二度目の「居残り佐平次」だったが、とっても新鮮に聴いた。
なんて楽しい、ワクワクする高座だろう。
一番のお気に入りが、いよいよ居残りの「仕事」を始めた佐平次。
かっつぁんなるお客の部屋に「したじ」を届けに行くシーン。
この時の、かっつぁんをヨイショする佐平次の表情や、たまらずほほを緩め、鼻の下を伸ばすかっつぁんの姿がバカバカしくって可笑しい。
全体に、春風駘蕩とした雰囲気が漂って、古き良き時代の品川遊郭の味わいが楽しい。
品川を舞台にした「品川心中」とともに、この噺を聴くときにいつも思い出して目に浮かべるのが、歌麿の「品川の月」だ。
本物ははるか太平洋のかなたにあって拝めないけれど、原寸大のレプリカを見たとき、品川の土蔵相模(「棒鱈」に名前だけでてきますね)の座敷から海も月も見渡されて、さながらリゾートのテラスのような、いや、もっと豊かで贅沢な空間が広がっている、と驚いたのを思い出す。
これなら、佐平次が「療養」しよう、と目を付けるのも納得だ。
