ネタは、師匠直筆。
というのは、旅ならでは、でしょうね。
というわけで、赤穂坂越から大阪へ。
なんば千日亭での、雲助師匠の会だ。
この会場、師匠は初お目見え。
ということで、
まずは、お土産代わり、と断って「身投げ屋」。
ネタ選び、絶妙だ。
大阪では間違いなく馴染みのない噺。だけど、師匠寄席でお得意の一席。手慣れた噺で、客席の反応を探るのにぴったり。
もちろん、大受けだ。
騙し騙される噺だが、胡散臭い身投げ屋達の表情が笑える。
そして、「妾馬」。
あ、このぶんならサゲまで行くな・・と思っていたら、やはり!
これには大阪の皆さんも大喜び。
馬に振り落とされそうな八五郎のエピソードが付いて初めて、ネタの名前の由来が分かる。
二席、爆笑編が続き、トリネタは何だろう?と期待。
どうやら廓噺。
それも、吉原、妓夫が出てくる。お見立てかな?それとも付き馬?
と思って聴いていたら、「お直し」へ。
関西の落語ファンには、吉原の噺は馴染みが少ない。
それだけに、コアなファンの方達は喜んだようだ。志ん朝聴いてます(音源で?)という方も。
そんな方達には、憧れの一席だったはず。
しかも、六十人あまり。生のお声、生のお囃子という贅沢さ。
師匠も、腕によりを掛けてとっておきの高座。
東京ではありえない、贅沢な空間を堪能。
師匠もきっと楽しかったのでは?と、勝手に思った。
落語会のあと、遅い夕飯にありつく。
なんばで、一人、二人の時、こちらのお料理に癒されることが多い。


