橘家門朗・雑俳

古今亭駒次・鉄道戦国絵巻
曲独楽・三増紋之助
橘家文蔵・桃太郎
隅田川馬石・金明竹
漫才・ホンキートンク
柳家はん治・背中で老いてる唐獅子牡丹
桃月庵白酒・替り目
<仲入り>
粋曲・柳家小菊
春風亭一朝・看板のピン
紙切り・林家正楽
五街道雲助・淀五郎
 
 
雲助師匠の、紫綬褒章受賞記念のトリ。
「雲助聴かせやしょう」と題してのネタ出し、この日は「淀五郎」ということもあったか、あるいは金曜日ということでか、立ち見も出る盛況。
寄席の夜席で、特別興行や、人間国宝出演以外で、こんなのは珍しい気がするが、最近はそうなのだろうか?
 
駒次さん、やるな!自分のフィールドで生き生きと。訳わからないお客は置いて行かれるが、それもまた楽し^^
 
馬石師、またまた変わってきた「金明竹」!
「ぼーっとしちゃって、正直聴いてませんでした!」と、言い放つおかみさん!
まっちゃんと、二人でタッグを組んで頑張るも、ますます分からなくなって・・・
ナンセンスぶりがマックス!!笑いすぎた・・・
 
 
はん治師、久しぶりに聴いた、「背中で老いてる唐獅子牡丹」。
 
白酒師の「替り目」は、カラッとしてて、じめっぽくないから、いい。
ほんとは、あんまり好きな噺じゃないけど^^;
雲助師匠がネタだしの縛りがあって、今席弾けられないぶん、お弟子二人は、のびのび弾けてる!^^;
 
一朝師匠、おっと「看板のピン」、はん治師匠とちょっとついてる?^^;
(老いたる博徒で・・)
真似するドジな若者が、まぬけで憎めなくて可愛い。
 
正楽師匠、T大統領を、A総理とのツーショットで切られた。さすが!
 
雲助師匠、ネタだしの9日間は、大変!その日、そんな気分じゃないことだってあるでしょうねぇ。
しかし、鈴本主任では、ネタだしが多い気がする。
 
鉄板ネタばかりが並んだから、正直何度も伺ってる噺が並んだ感じだ。
「淀五郎」では、若い(青い)淀五郎が苦悩し、二人の人生の先輩から、苦い扱いと、情の籠った扱いを受ける。
 
そんなベテラン役者の團蔵と仲蔵がいい。
とくに、團蔵は、単なる皮肉屋じゃなくて、そこに暖かいものがある、という描き方。
雲助師匠ご自身が投影している?と思えるような描き方で、改めてじっくりと味わった。
 
何度聴いても、毎回違うのがライブで、そこが本当に楽しい。
久しぶりに落語のハシゴをして、贅沢な一夜だった。