立川志ら鈴・子ほめ

立川笑二・道具屋

古今亭志ん輔・犬の災難

三遊亭金馬・ねぎまの殿様

<仲入り>

五街道雲助・淀五郎

 

 

立川流を聴くことがあまりなく、前座の志ら鈴さん、二つ目の笑二さんともにお初。

 

志ら鈴さん、「蛇は寸にして人を呑む」を、「蛇はセンにして・・」と言っていた。二度繰り返していたので、そう憶えちゃったのかなぁ。それだと、「ジャワスマトラは南方だ」の、古い洒落は言えなくなる(言わなかったけど・・)

 

笑二さんは、人気もあるようで、なかなか面白い。沖縄出身だという、出囃子も素敵^^

 

志ん輔師匠「犬の災難」は、初めて。おなじみ「猫の災難」を、志ん生は犬でやったとかで、古今亭は犬なのだそうだが、こちらもご縁がなかった。

噺の展開に無理がないのは、やっぱり猫のほうかも・・・。

 

金馬師匠はネタが出てなくて「お楽しみ」だったが、こちらも珍しい「ねぎまの殿様」。

「目黒の秋刀魚」の。ねぎま版。

寄席での逃げ噺なんだそうだが、お客がお気に召さなかったかな・・?

 

さて、お目当て雲助師匠の「淀五郎」。

一朝師匠で聴くことが最近多かったが、両師匠とも甲乙つけがたい、それぞれの味わい。

 

どちらかというと、一朝版は淡々と噺らしく進み、雲助版では、声色を遣って、それらしい演技入りに思える。

それと、皮肉屋といわれる座頭の團蔵だが、淀五郎への言葉の一々に、突き放したところがなく、むしろ思いやりを感じた。

團蔵、仲蔵、二人の先輩に厳しくも暖かく鍛えられる淀五郎、という塩梅。

たいへん結構でございました。

 

今月、雲助師匠の紫綬褒章の受賞の知らせが飛び込んできて、ファンとしてもたいへん嬉しい。師匠、おめでとうございます!