入船亭ゆう京 弥次郎
柳亭市弥 元犬
柳家一九 七段目
柳家小満ん 花見小僧(おせつ徳三郎序)
柳家小はん 時そば
仲入り
柳家小満ん 刀屋(おせつ徳三郎下)
粋曲 柳家小菊
柳家小満ん 妾馬
毎年恒例の十月余一会。今年は、小満ん師が昼席。
独演会と銘打っているが、顔ぶれが賑やかで、寄席の通常興行に、小満ん師だけが三回登場するような、豪華さ。
ゆう京くん、この日を最後に、明日からは「遊京」になるわけで、途中からそれに気づいて、なんだか胸がいっぱいになる。(トリの高座返しは、まさしく最後のお勤めになったわけで、客席から「ご苦労様」の拍手が沸いた)
市弥さんが、そんなゆう京くんの二つ目昇進を紹介してくれて、自身のそのころの思い出話。
そうそう、市弥さんも、末廣余一会の「市馬・三三二人会」の前座が最後のお勤めでしたね!昨日のことのように鮮明に憶えているが、もうあれから三年という 月日が流れた。
ぐっと安定感が増した「元犬」の高座。ひところの頼りなさげなキャラからは、脱却か?
小満ん師はちょっと季節はずれな「花見小僧」から。この噺を単独で掛けるのかな?と思ったが、仲入り後に、「刀屋」を掛けて、「おせつ徳三郎」通しになった。
サゲが「お材木で助かった」だったが、夜のトリの三三師が「鰍沢」ネタ出しで、
こちらもそのサゲになるわけで・・偶然なのかな?
最近、良く掛かる「妾馬」がトリネタ。
いくつか、今まで聞いたことないな、と思えるところがあった。
まず、おつるさんがお妾に上がるところまでが、一日では済まず、一旦立ち帰って、後日改めて・・となる。
さらに、家主の家の描写が丁寧で、荒物屋は階下でやっていて、二階の出窓に手すりがあって、そこに値切って買った縁日の鉢植えが並んでいる。
これで、ぐっと家主宅の外観が浮かんでくる(いままでは、外観はなくて、一間きりの座敷の様子だけしか浮かんでこなかった)
この先は、いつもの通りだったが、八五郎が、お袋さんの話になると、ぐっと情がこもる。身分違いは情けない。初孫の顔を拝むこともできない・・という嘆きに、しんみり。
いつも思うのだが、この場の八五郎とおつるは、はちゃめちゃな兄貴と美人でしっかり者の妹で、フーテンの寅と、妹さくらの原型のようだ。
本来なら夜の部(市馬・三三二人会)も・・と気持ちは揺らいだが、体調は相変わらず心許なかったので、泣く泣く見送って家路についた。
柳亭市弥 元犬
柳家一九 七段目
柳家小満ん 花見小僧(おせつ徳三郎序)
柳家小はん 時そば
仲入り
柳家小満ん 刀屋(おせつ徳三郎下)
粋曲 柳家小菊
柳家小満ん 妾馬
毎年恒例の十月余一会。今年は、小満ん師が昼席。
独演会と銘打っているが、顔ぶれが賑やかで、寄席の通常興行に、小満ん師だけが三回登場するような、豪華さ。
ゆう京くん、この日を最後に、明日からは「遊京」になるわけで、途中からそれに気づいて、なんだか胸がいっぱいになる。(トリの高座返しは、まさしく最後のお勤めになったわけで、客席から「ご苦労様」の拍手が沸いた)
市弥さんが、そんなゆう京くんの二つ目昇進を紹介してくれて、自身のそのころの思い出話。
そうそう、市弥さんも、末廣余一会の「市馬・三三二人会」の前座が最後のお勤めでしたね!昨日のことのように鮮明に憶えているが、もうあれから三年という 月日が流れた。
ぐっと安定感が増した「元犬」の高座。ひところの頼りなさげなキャラからは、脱却か?
小満ん師はちょっと季節はずれな「花見小僧」から。この噺を単独で掛けるのかな?と思ったが、仲入り後に、「刀屋」を掛けて、「おせつ徳三郎」通しになった。
サゲが「お材木で助かった」だったが、夜のトリの三三師が「鰍沢」ネタ出しで、
こちらもそのサゲになるわけで・・偶然なのかな?
最近、良く掛かる「妾馬」がトリネタ。
いくつか、今まで聞いたことないな、と思えるところがあった。
まず、おつるさんがお妾に上がるところまでが、一日では済まず、一旦立ち帰って、後日改めて・・となる。
さらに、家主の家の描写が丁寧で、荒物屋は階下でやっていて、二階の出窓に手すりがあって、そこに値切って買った縁日の鉢植えが並んでいる。
これで、ぐっと家主宅の外観が浮かんでくる(いままでは、外観はなくて、一間きりの座敷の様子だけしか浮かんでこなかった)
この先は、いつもの通りだったが、八五郎が、お袋さんの話になると、ぐっと情がこもる。身分違いは情けない。初孫の顔を拝むこともできない・・という嘆きに、しんみり。
いつも思うのだが、この場の八五郎とおつるは、はちゃめちゃな兄貴と美人でしっかり者の妹で、フーテンの寅と、妹さくらの原型のようだ。
本来なら夜の部(市馬・三三二人会)も・・と気持ちは揺らいだが、体調は相変わらず心許なかったので、泣く泣く見送って家路についた。