柳家三三   五目講釈
柳家三三   藁人形
   仲入り
柳家三三   宿屋の仇討



にぎわい座での三三師の独演は、ずいぶんひさしぶりだ。それもあってだろう、2階席まで満席の上、補助が20以上は出た模様。
私にとっても、先月は「ゼロ三三」、という、落語を本格的に聴き始めてから初めての事態だったので(汗)新鮮な気持ちで伺った。

マクラから、「湯屋番」にいくかな?と思ったら「五目講釈」。
客席の反応が、東京のいつもの会とは微妙に違って、地方公演っぽさが感じられるのは面白い。(そこで受ける?といった具合・・)
やはり、桜木町だと、そうそういつも落語を聴いてるというお客ばかりではない。

「藁人形」は、とくに、そういう客席ではハードルが高いのだが、乗り越えていく。
大部分が初めて接する噺。サゲで、ほぉっと、感心したような、ホッとしたようなため息が漏れる。
三三師のお熊は、酷薄さがよく出ている。捨て鉢に生きてる底辺の女がする、自分よりも弱い者への心ない所行だ。
後半、甥の甚吉が出て来てからは、ひたすらサゲへのツナギだけのストーリーになるから、どうしても不自然な展開だが、長屋のドブ板腐ってたり、すぐ近くの蕎麦屋は、声を掛けると暖簾から小僧が顔を出す、とか細かいところをひとつひとつ積み重ねてリアリティを出している。

「宿屋の仇討」は、すごく久しぶりに聴いた気がする。満席のお客がちょっとしたことで大受けするからか、いくぶんいつもよりクサく演じている(笑)
万事世話九郎が、隣座敷に斬り込む、と気色ばむところは、本当に怖かった!!!腰が砕けてしまう伊八、無理も無い。。。

追い出しの太鼓が鳴り出して高座からお辞儀をする三三師。2階席から下へと視線を送り、感謝の思いが籠る。
「横浜ブランド」は、まぁ仕方ないか~・・^^;

次回は8月で、怖い噺のようだ。